東京アカデミー新潟校
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こんにちは。
東京アカデミー新潟校の教員採用試験担当、大村です。
今日は、現在議会で審議が行われている新潟県の令和3年度の教育関連予算についてご紹介いたします。
自治体の予算を見れば、その自治体が「何に積極的に取り組んでいるか」が一目で分かります。
重点的に取り組む施策と主な事業5つのうち、2つをご紹介いたします。
以下、新潟県HP「令和3年度当初予算案の概要」からの引用です。
=====(ここから引用)
【新】学校教育活動継続支援事業 246,400千円…感染リスクを最小限にしながら、県立学校における教育活動を継続して行うため、高等の判断で迅速かつ柔軟な感染症対策等を実施する。
【新】特別支援学校情報処理機器整備費 24,066千円…低所得世帯等の特別支援学校高等部の生徒に対する貸与等を目的として、タブレット端末を整備する。
教員研修費 42,896千円…教職経験に応じた基本研修や、実践的な指導力の向上を図るICT研修等の課題別研修を実施。
【新】COREハイスクールネットワーク構築事業 14,000千円…遠隔授業による教育・支援の充実と、地域共同コンソーシアムの構築により、生徒の進路希望に応じた多様な指導の実現や、地方創生の核としての高校の機能強化を推進。
【拡】ICT支援員配置事業 115,048千円…ICT環境整備が進む県立学校の授業等における教員のICT活用を支援するため、ICT支援員を配置。
=====(ここまで引用)
※【新】は新規事業、【拡】は拡充事業
コロナ対策と、コロナを機に加速するICT事業が大きな柱となっています。(他の3つの柱は、「いじめ防止対策の推進」、「教職員の多忙解消」、「学力向上対策」)
特に、「ICT環境を活用した教育の質の向上」はこれから採用試験に合格して、教員になる皆さんにとっても、喫緊の課題です。
研修があるといっても、研修で教えてもらえる、という考えではもうついていけない時代になりそうですね。全く知識がない、SNSしか利用しない、という方と、Googleフォーム(アンケート機能)やGoogle classroom(課題の作成、配布、採点などをペーパーレスで行う機能)などのアプリを使って具体的な取り組みが言える方とでは、面接官の評価も違ってきて当然ですね。
ICT支援員の配置を拡充するとのことですが、「私の勤務校は、私がいるから支援員は必要ありません。他の困っている学校に重点的に配置してください。」と面接で堂々と言えるほどの方は強いでしょうね。
現に講師をされている方は、授業の中で工夫して取り入れながら、面接でアピールできる材料を増やしましょう。大学生や社会人の方など、教員経験のない方も、自治体や公立学校のHPにICT活用の取り組み事例がたくさん掲載されてますので、どんなふうに使われているのか、どこまで進んでいるのか確認し、「私なら、こう使う」という取り組み事例をいくつか考えておきましょう。
予算案の概要の詳細は新潟県のHPをご覧ください。
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/kyoiku/1234900902696.html
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詳細は新潟県のHPをご覧ください。
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/kyoiku/1234900902696.html