第111回看護師国家試験へ向けて、 まずは看護師国家試験を把握することから始めましょう

こんにちは。国家試験対策講座担当の矢代です。

第111回看護師国家試験まであと1年。まずは看護師国家試験について把握することから始めましょう✨

■看護師国家試験の試験科目は？
看護師国家試験は、必修問題50問、一般問題130問、状況設定問題30問が午前・午後に分かれて出題されます。
試験時間は、午前・午後とも2時間40分で、合計5時間20分です。

試験科目は全10科目です。
・人体の構造と機能
・疾病の成り立ちと回復の促進
・健康支援と社会保障制度
・基礎看護学
・成人看護学
・老年看護学
・小児看護学
・母性看護学
・精神看護学
・在宅看護論
・看護の統合と実践

■合格ラインは？
厚生労働省が定める合格基準では、【必修問題の正答率80％】と【一般問題+状況設定問題の正答率】の2項目が両方基準を満たしていることが明記されています。
一般問題+状況設定問題の合格基準は毎年変わります。

■合格率は？

第105回～109回の5年分を平均すると、89.5％となっています。

■合格率を新卒者と既卒者で分けてみると

新卒者の合格率は90％以上ですが、既卒者の合格率は29.3％～44.5％と低い状況が続いています。
既卒者で受験する場合、勉強する環境を自分で整えなければならないので、強い意志が必要になります。

また、現役生は合格率が高くても油断は禁物です。
しっかり勉強しなければ点数は取れません。
国家試験に向けて、対策を取っていきましょう！

まとめ
①看護師国家試験は65,000人が受験する大きな国家試験です。
②ここ数年の合格率は90％前後で推移しています。
③一方で不合格者は7,000人程です。
④必修問題は8割、一般問題＋状況設定問題は7割取れれば安心です。
⑤現役一発合格をしておかないと、既卒者の合格率は格段に厳しくなります。


東京アカデミーは、今年も受験生のみなさんの国家試験合格を全力で応援します！