東京アカデミー立川教室
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こんにちは。東京アカデミー立川校の小泉です。
花粉が心配ですが、穏やかで過ごしやすい気温になりましたね。
洗濯物を干すモチベーションが上がりそうです👕
今回は先月28日(日)に行われた「第35回管理栄養士国家試験」の講評をご紹介して、試験を振り返りたいと思います。
来年受験される方は、今年の試験での変更点をしっかり掴んでおいてくださいね。
過去問を解き、解説を読み込んでしっかり学習していた受験生には、比較的解きやすい問題が多かったといえる。
また、たとえ選択肢が見慣れない文言であったとしても、誤肢を確実に誤肢と判断できる問題が多くみられた 。
なお、「五肢択二式」の問題は昨年度に続いて出題されず、「四肢択一式」の問題数は昨年度とほぼ変わらず 33 問であった。
特筆すべき事項としては、「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」からの出題が多かったことと、加えて「日本人の食事摂取基準」における栄養素指標の表記が略語のみとなっていたことである。
例えば、推奨量が RDA 、目標量が DG とだけ表記されており、従来のように日本語と略語の併記ではなくなっていた。
よって、略語表記を覚えていなかった 受験生には難易度の高い出題であったかもしれない。
「応用力試験」の出題内訳としては、昨年度同様 2 連問が 3 事例、 3 連問が 8 事例であり、このうち検査値が列挙された事例問題が4事例、図表を交えた問題が 2 事例出題された。
今年度は「臨床栄養学」からの出題が約 1/3 を占めており、 「公衆栄養学」「給食経営管理論」 と続いた 。
例年と比較すると、出題の意図をどのように捉えるかにより解答を1 つに絞り込むのが困難な問題は少なくなっているように感じられた 。
また、図表を交えた問題が例年より減少したうえに、図表で示された調査結果から正しいといえるものを選ぶ問題では、一見計算が必要にみえるが、選択肢に目を通すと計算をしなくても正答
導ける問題もあった。
冷静に問題文・選択肢を読むことができていれば、正答を導くのにそれほど時間を要 することはなかったのではないかと考えられる。
さらに、災害時の対応やテレワーク中の体重増加に関する問題が出題されており、今後は その時々の社会情勢を踏まえ た 管理栄養士としての実践的知識を増やしていくことが重要である。
次回ブログでは、2月28日(日)に行われた第35回管理栄養士国家試験 自己採点会の結果についてお伝えします。
東京アカデミーが作成した正答例に基づいて集計された平均点や正答率をご紹介いたしますので、次回もご覧いただけると嬉しいです😄
また、通学講座パンフレットでも、試験の現状・第36回試験の注意点・各科目ごとの問題数と正答率などをご紹介しています。
パンフレットは3月中旬~下旬に発送予定ですので、こちらのページより資料請求をいただけますと、完成次第すぐにお届けできます📨
そのほか春のワンコインセミナーを5/9(日)13:00~14:30に実施いたします。
受講料は500円です。(お支払いはクレジットカードのみとなります)
詳細はこちらのページにてご確認ください。
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日光がよく出ていたり暖かかったり…俗に言う"洗濯日和"な日と仕事休みが重なると、私はどうしても洗濯がしたくなってしまいます。
洗濯する物がないときは家中を探し、あれこれと洗濯機に突っ込んでしまうほどです^_^;
そんなもったいない精神(?)とのんびり寝ていたい精神が、心の中で密かにバトルする機会が増えました。
次に引っ越すときは、洗濯物を思いっきり干せる屋上が欲しいなぁと思います。