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【教員採用】少人数学級化 熊本県の動向
こんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー熊本校教員科担当の石原です。
2021年2月3日のブログで、35人学級法案が閣議決定に関する情報を提供しておりました。
2021年2月2日、「公立小学校」の1学級当たりの上限人数を35人とする法律案を閣議決定したという内容です。
「公立中学校」の少人数学級化は、公立小学校の35人学級化による教育効果を検証した上で、実現に向けて動くとされています。
では、熊本県内での少人数学級化に関する最近の動向はご存じですか？
熊本県教育委員会は２０２１年度、県内の市町村立中学校の１年生を対象に３５人学級を導入すると発表しました。
ニュース等でも取り上げられていたので知っている方も多いのではないでしょうか？
導入の背景には「中1ギャップ」という問題があります。
中1ギャップとは、中学校へ進学した際、新しい環境や生活スタイルなどになじめず、授業についていけなくなったり、不登校やいじめが起こったりすることです。
この中1ギャップを解消し、学力を向上させてるため、導入に向けて動くとのことです。
実は、中学１年生の３５人学級は多くの自治体で導入されており、熊本市もすでに導入しています。
閣議決定されてから導入されるのではなく、教育の現場ではすでに少人数化が進んでいることをぜひ知っておいてもらいたいと思います。
教育関連のニュースは数多く目にします。
教員採用試験を受験予定の皆さんは、
ニュースを見て終わりにするのではなく、
自分の受験予定自治体はどんな取り組みをしているか調べること、
また、それに対する自分の意見を持つこと
これをぜひやってみてください。
面接試験や論作文試験など、人物試験の際に、きっと活きてくるはずです。
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