東京アカデミー東京校
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こんにちは。
教員採用試験の予備校=東京アカデミー東京校の教員採用担当です。
さて、10月から毎週水曜日に掲載しております教員採用試験の専門科目対策ですが、本日は中高理科についてのご案内です。
専門試験の中高理科は、自治体によって出題方法がさまざまです。
例えば、中高理科として募集をする東京都では、受験者全員が解答する共通問題と物理・化学・生物からいずれか1科目選択して解答する選択問題とで構成されます。
埼玉県・さいたま市では中学と高校で別々の試験問題が課され、共に物理・化学・生物・地学の4分野から出題されます(1次試験)。
山梨県の高校では理科(物理)、理科(化学)など専門分野ごとに試験問題がありますが、それぞれ他分野の問題も含まれます(EX.高校理科(物理)でも化学や地学の問題が一部課されています)。
このように校種や専門分野によっても出題のされ方が細分化されますので、まずは過去問題から、どの分野の学習が必要なのかを確認することが第一歩となります。
また、出題範囲が広いので、効率的に学習していくのもポイントです。中高どちらの志望であってもチェックしたい項目を以下にあげます。
■物理;電流と磁界、電子と電気、熱と仕事、物体と運動、波動
■化学;化学反応、中和反応、酸化還元、電気分解、電池
■生物;光合成と呼吸、遺伝、動植物の生殖・発生
■地学;地震、地層、天体の動き、地球の自転・公転
これらに加えて、学習指導要領・指導法に関する出題もあります。
ただし、毎年必ず出題される自治体とそうでない自治体もありますので、やはり過去問題の分析が必要です。
対策のポイントは、新しい学習指導要領(2017年3月告示・中学、2018年3月告示・高校)の変更点です。教科や各分野の「目標」についてはしっかりと暗記して、各分野の「内容」やその取扱いに関して、項目ごとにどのような内容を教えるのか整理・確認しておく必要があります。こういった学習は専門試験対策に留まらず、面接試験の対策としても役立ちます。
以上のように、受験生の専門分野に関わらず出題されることがありますので、苦手分野を作らずバランスよく得点していくことが求められます。
東京アカデミーでは2020年3月7日(土)から立川校で「専門科目短期講習 中学理科(物理の基礎)」を開講します。
この講座では、物理分野を苦手とする受験生に向けて、特にチェックしておきたい「運動と力」や「電磁気」などについて基礎を学習し、合格するために取りこぼしのないよう対策を行います。
実施日は2020年3月7日(土)、14日(土)、21日(土)の16:00~18:00、18:10~20:10で、合計6コマに凝縮した効率的な講座です。
専門科目対策短期講習の詳細はコチラ
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