東京アカデミー新潟校
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こんにちは。
東京アカデミー新潟校の大村です。
昨日、新潟校の受講生と一緒に、「なぜ、新潟県を受験するのか?」「なぜ、新潟市を受験するのか?」を考えてみました。
教員採用試験(公立)の志望動機の4要素は、
この4要素をしっかり考えたうえで、面接官の質問に合わせてどの部分を強調して答えるかが勝負です!
(例)はい。私は佐渡で学んでみたいことが多く、ぜひ勤務してみたいです。佐渡には、トキ・金銀山・佐渡おけさ・鬼太鼓・能といった新潟県でも独自の観光資源がたくさんあります。社会や国語、課外活動を通して私も佐渡の子どもたちや地域の方々と触れ合いながら佐渡の文化や歴史を学びたいと思います。そして、佐渡を離れて勤務することになれば、必ず佐渡の文化や歴史に触れる授業を行い、佐渡に行ってみたい、佐渡が大好きな児童を増やしていきたいと考えます。
ここに、佐渡の小学校のHPを見て実際に行われている行事などを調べて回答に加えることができれば、「なぜ、新潟県なのか?」の素敵なアンサーになります。
昨日の学びあいの中で多く上げられたのが、「新潟は米作が盛んである。田植えから稲刈り、調理まで体験させたい。」でした。新潟の多くの小学校で、実際に田植えや稲刈りを体験する授業を取り入れています。実際に私も、子どもが小学校5年生(社会で日本の農産業を学ぶ学年)のとき、父兄として参加しました。
新潟県や新潟市の教育施策を調べることも大切ですが、皆さんが子どものころ体験したこと、今も母校で続いていることを、今度は教員として子どもたちに伝えていきたいというのも、郷土愛をはぐくむための立派な志望動機だと思います。
私がいちばん印象に残ったのは村上市の取り組みで、小学校4年生でサケの稚魚を放流、中学校2年生で戻ってきたサケ(サケはおよそ4年で生まれた川に戻ってきます)を捕獲・調理、を体験しているそうです。
サケの生態を上手に利用した、校種間連携も図られたとても素晴らしい取り組みだと感じました。
みなさんも、これまでの体験を生かした志望動機を考えてみませんか。
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