東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは!鹿児島校チューターのNです。
今回は自分の出身(地元)でない自治体を受験することを考えている学生の皆さんに対してちょっとしたアドバイスを書かせていただこうと思います!
僕も実は昨年度の公務員試験で地元の鹿児島県ではないとある別の県の特別枠試験受けており,その際の経験談や僕の友人から聞いたエピソードを交えて書いていきます。
そもそも地元でない自治体を受ける理由として多いのが「大学生活をその地域で過ごしたから」や「受験する自治体を一つでも多く受けたいと思ったから」だと思います。そう言った学生が多い中でいかにして面接試験で試験官に注目してもらえるかについてをこれを見に来てくれたあなたにだけこっそり教えちゃいますね。
まず必ず入念に行わなければならないことは自治体についてしっかりと勉強することです。地元でない学生だからこそその自治体についてある程度の知識がないと自らの志望動機に説得力が生まれません。それではもったいないですよね。そのため自治体研究については少なくともその自治体の基礎知識(人口,県の花,県の鳥,県章など)や現在取り組んでいる政策,希望部署の取り組んでいる事業については抑えておくとよいでしょう。
次に,学生たちに面接試験で共通して問われる質問の一つ,「あなたが地元でないこの自治体で働くモチベーションとは何ですか?」について受験者は何かしら自分の答えを持っておかなければなりません。ここでいうモチベーションとはその自治体に対する“こだわり”的なものとしてとらえていただけると良いと思います。ここでポイントとなるのはその自治体が行っている政策や部署についての魅力について述べるのではなく,その自治体での職員として働く上でなぜここで働きたいのかを述べなければなりません。ここでいうイマイチな回答としては「御県の~という部署での~という事業を魅力に感じて,その事業に携われればと考えております」のような回答ですね。これだと「その事業に関われなければあなたのモチベーションはどうなるんですか?」と思われかねません。そのためよりよい回答としては「御県は地元ではないのですが,~というところを魅力に感じ,とても住みやすい町だと感じたためここで生活しながら県民のために~」のような回答の方が筋が通っていてよいかと思います。(あくまで例です)また受験する自治体に親戚や何かしらの縁故がないと良い回答にならずに不合格になってしまうかというとそうでもないと思っています。実は僕もその一人でこの質問には悩みました。そうしてこの質問へはハチャメチャな回答をしたのですがそれでもなんとか合格をしています。(ハチャメチャな回答はしないに越したことはないです。(笑))そのためこの回答がうまく答えられなかったとしてもそれが不合格に直結するわけではないので落ち着いて自分の言葉で話ができるようにしましょう。
最後に面接試験について僕はその自治体への愛だと思っています。(僕の記事で前に言っているかもしれませんが(笑))どうしてもその自治体で働きたいという気持ちが面接官に伝わるように何度も面接練習を繰り返しましょう。きっとその熱意が伝わって一緒に働きたいと思ってもらえるはずです。
この記事を最後まで読んでくださった皆さん,ありがとうございます。例え受験する自治体が自分の縁故や経歴と全く関係のない自治体だったとしても自信をもって臨んでください。きっと大丈夫です,陰ながらに応援しています。頑張ってください!