東京アカデミー岡山校
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こんにちは。
東京アカデミー岡山校です。
本日は、【明日から出来る!公務員試験時事勉強法】についてのお話です。
ご存知でしょうか!?
実は公務員試験において意外と軽視されがちな時事対策は、その結果が最終合否を決める!!と言われるくらい大事な存在なのです。
例えば、教養試験において、非常に出題数が多い「社会・経済」ですが、実はその中でも「社会時事・経済事情」分野は毎年1,2位を争うくらい出題される傾向にあります。また、筆記試験だけではなく、面接や小論文など人物試験対策にも関わってくるため、時事対策は最終合格への特急券といえるでしょう。
✅面接試験の鉄板「気になるニュースについて」は勿論、近年警視庁など多くの自治体で、「国際情勢」や「社会保障の知識」もついて深く問われる質問が増えている傾向にあります。
※実際に2020年度 警視庁採用試験にて聞かれた質問の一部
「幼児教育の無償化について詳しく説明をせよ。」
「スリランカのテロについてどう思うか。」
✅小論文でも「社会問題」や「地方情勢」のような時事について事前に調べていなければ咲くことが出来ないテーマも多く出題されています。
※実際に宮城県 論文試験で出題されたテーマ
2020年度:「首都圏において2 0 代の若者の3 5 . 4 %が地方移住に関心があると回答している。このような状況の中で、移住者が抱える移住に対する課題を考察し、地方自治体としてその課題に対する有効な取り組みを述べなさい。」
2019年度:「労働力不足の対策として、本年4 月に「改正出入国管理法」が施行され、外国人材の活用が期待されている。本県においても、今後、県内に住む外国人の増加が見込まれるが、外国人が地域で働き、学び、生活していくに当たっての課題について考察するとともに、それらの課題に対し、どのような取組が有効と考えられるかについてあなたの考えを述べなさい。」
さて、その「時事問題」の勉強方法について、様々なものがありますが、やはり新聞の購読が効果的な方法としてあげられるでしょう(WEBニュースでも可)。
市販の時事のテキストを購入するのも一つの手ではあると思いますが、(勿論東京アカデミーでも受講生専用に時事のテキストを作成しています)、それらの教材と新聞の購読を組み合わせることによって、より能率的な学習が可能となります。
時事のテキストや新聞をただ闇雲に読み込むのではなく、
① 時事のテキストで頻出分野の問題・情勢を理解する
② その問題や社説を読む(一面に目を通すことに加えて主に自分の興味のある記事ついて深堀するのもいいかもしれません。例:社会面など)
③ (可能であれば)同じ問題・情勢について別の新聞社の社説を読み比べる。
④ その問題・情勢について、自分なりの考え方を纏める。
というサイクルを繰り返していくことを個人的にお勧めします。
特に重要になってくるのは、③と④です。
例えば複数の新聞紙を読み比べると、同じ事象に対して異なる思想や視点があることが分かると思います。それらを学び、自分の意見に近いものを参考にすれば、あなたなりのエビデンスを基にした考え方が見えてくるはずです。
またこれらの異なる思想や視点は集団討論などでも間違いなく有効となってきます。
時事の勉強は、今から始めたから遅いということはありません。
逆に対策する範囲の膨大さに飲み込まれないよう気をつけて、ここから試験当日まで継続して勉強していきましょう。
それでは。