東京アカデミー町田教室
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こんにちは。東京アカデミー町田校の片貝です。
さて本日は、看護学校受験を目指す方に向けた小論文のポイントについてご案内いたします。
小論文ではいかに上手く表現できるかが重要になります。今日はそのポイント、第3弾です。
前回は「⑨正しい文法を用いる」までを確認しましたので、続きをご案内いたします。
⑩簡潔でわかりやすい文を書く。
a. 一文をむやみに長くしない。
一文をあまり長くすると、文意がとりにくくなるだけでなく、文法上の誤りを招きやすくなります。
しかし、極端に短い文ばかりでは、内容がコマ切れになり、かえってわかりにくくなるので、短い文と長い文を適度に組み合わせて書くのがよいでしょう。
b. 語句を正しい意味で使う。
×「汚名を挽回する。」→○「汚名を返上する。」○「名誉を挽回する。」
×「頭をかしげる。」→○「首をかしげる。」
c. 同じ語句を繰り返さない。
×「弟が一人立ちすることをうれしく思う。しかし、うれしく思う反面、寂しい気もする。」
→○「弟が一人立ちすることをうれしく思う。しかし、その反面寂しい気もする。」
*指示語を活用しましょう。ただし、使い方が不適切だと文脈を混乱させるので、何を指すことになるのかを確認した上で用いること。
×「気分が悪いので学校を休んだので、一日中家にいた。」
→○「気分が悪くて学校を休んだので、一日中家にいた。」
*この他、同じ語句の繰り返しで多いのが、「〜と思う」と「そして」です。これらは多用すると、文章が稚拙になるので極力省くようにしましょう。
d. 同意の語句の重複を避ける。
×「約 3 年ほど前」
→○「3 年ほど前」
×「ちょっとした些細なことで」
→○「些細なことで」
e. 回りくどい表現は避ける
×「家の近くにある草むらに捨てられていた、小さくてかわいい犬を拾った。」
→○「近所の草むらで、かわいい小犬を拾った。」
看護学校受験はしっかりとした対策が重要です!
特に小論文・作文や面接は決まった解答がなく、受験生によって書く内容が異なるため知識・情報の収集等、十分な準備が必要です。
また、自己採点ができないため、書いた小論文・作文をプロにチェックしてもらわなければなりませんね。
町田校では2021年度(2022年4月入学)のための通学講座をご案内しております。
【通学講座 夜間コース・小論文コース】
夜間コースは現代文・英語・数学ⅠをZoomによるLIVE配信にて講義を行います。
小論文コースは土曜日に週1回ペースで、町田校教室にて対面式で行います。
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講座に関するご相談を随時お受けしております。お気軽にご質問ください。
合格に向けていっしょに頑張っていきましょう!