東京アカデミー町田教室
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こんにちは。東京アカデミー町田校の片貝です。
さて本日は、看護学校受験を目指す方に向けた小論文のポイントについてご案内いたします。
前回「⑩簡潔でわかりやすい文を書く」までを確認し、表現上のポイントはすべてご案内いたしました。
したがいまして、本日は小論文・作文の「評価方法」について確認したいと思います。
■評価の方法
評価の方法には次の 4 パターンがあります。
①点数化して総合点に加算。
②段階評価で総合判定の資料にする。
③点数化・段階評価はしないが、重視。
④参考程度。
最も多いのが①の点数化方式で、調査書・学科試験などと同様の比重で用いられるケースが多く、合否に大きな影響を及ぼします。
小論文・作文は学科試験と違ってなかなか高得点がとりにくく、それだけに日頃から練習し、書くコツをつかんだ人が有利になります。
次に多いのが②の段階評価です。
基準ラインを設け、小論文の出来が基準以下の場合、その他の試験評価が良好でも不合格とする学校がかなりあるので、注意しなければなりません。
【参考】小論文・作文出題パターン
[1]一定のテーマを提示して書かせるもの
★個人の資質を見るテーマ
私の性格 / 思い出 /10 年後の私 / 大切にしていること / 自立 など
★「人間関係」に関するテーマ
コミュニケーションについて / 絆 / 家族について など
★「医療」に関するテーマ
少子高齢社会 / 介護について / 災害支援について など
★「時事問題」に関するテーマ
スマートフォンについて / 児童虐待について/SNS について /AI について など
★「志望理由」に関するテーマ
看護師を志望するにあたって / なぜこの職業を目指すのか など
[2]文章を読み、その内容を踏まえて論述させるもの(評論文や新聞記事などがよく題材として用いられる。読解力も要求され、課題文から脱線した小論文は内容把握不十分と評価される。)
[3]統計資料などを見て、その内容説明や要約などを含め意見を論述させるもの
※大学での小論文は、読解問題・英文問題との複合型、あるいは図表等の資料問題との複合型が中心です。また、最近では専門学校でも、上記[2]の「文章を読んで」の出題形式が見受けられます。
看護学校受験はしっかりとした対策が重要です!
特に小論文・作文や面接は決まった解答がなく、受験生によって書く内容が異なるため知識・情報の収集等、十分な準備が必要です。
また、自己採点ができないため、書いた小論文・作文をプロにチェックしてもらわなければなりませんね。
町田校では2021年度(2022年4月入学)のための通学講座をご案内しております。
【通学講座 夜間コース・小論文コース】
夜間コースは現代文・英語・数学ⅠをZoomによるLIVE配信にて講義を行います。
小論文コースは土曜日に週1回ペースで、町田校教室にて対面式で行います。
詳細は「コチラ」をご確認ください。
講座に関するご相談を随時お受けしております。お気軽にご質問ください。
合格に向けていっしょに頑張っていきましょう!