東京アカデミー札幌校
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北海道・札幌市教員採用合格を目指しておられるみなさん、こんにちは。札幌校・永森です。
3月20日(土)のブログにて「札幌市 教員採用選考検査における主な変更点」をお伝え致しましたが、札幌市の採用人数も発表され、「2020年夏実施要項」との人数比較が出来るようになりました。(あくまでも予定数なので最終的に増減はあり得ます。その点はご了承ください)
北海道・小学校(+70名)、北海道・高等学校(+15名)、札幌市・中学(+50名※2021年は中学・高校で募集)、札幌市・養護教諭(+5名)
北海道・中学(▲40名)、北海道・養護教諭(▲15名)、北海道・栄養教諭(▲5名)、札幌市・小学校(▲25名)、北海道・特別支援(小中高合算▲25名)、札幌市・特別支援小学部(▲15名)
札幌市・小学校がいよいよ減少に転じたことと、北海道では一昨年2019年比では高等学校▲35名、養護教諭が▲40名、そして特別支援は北海道・札幌市合計で2019→2020▲25名に続き2020→2021▲40名となったことは特記すべきかと思われます。
なお、2021年は札幌市でも期限付き教員特別選考が実施されますが、試験内容・期限付き教員任用期間など北海道とは異なります。特に札幌市希望の方には「専門試験」は課されます。「教養試験」が免除される分、専門科目の出来不出来が1次検査通過可否を分けますので、不安な方は以下のオンライン専門科目受講をお薦めします。講義は抜群のアンケート評価と出題分析力を誇る尾崎講師・大室講師などが担当致しますのでご安心ください。
開講科目は「小学校全科(4/13(火)開講)、「特別支援(4/16(金)開講))、「中・高 保健体育(4/20(火)開講)、「養護教諭(4/21(水)開講)」、「中学 社会(4/23(金)開講)」、「中・高 数学(4/23(金)開講」、「中・高 理科(4/28(水)開講」です。
教員採用 2021年夏受験対策 オンライン教職教養講座・専門科目講座
また、北海道・札幌市とも「ICT活用指導力に関する資格取得者」に対する加点措置が新設されましたが、この背景はGIGAスクール構想実践に向けて、単にパソコンが使える一個人が欲しいということではなく、「周りの教員へも指導でき、子どもたち、保護者たちへの対応力」も求められていると捉えるべきでしょう。GIGAスクールで掲げられている「1人1台のパソコン・タブレット」は、あくまでもGIGAスクール構想実践に向けた「1手法」であり決定打ではありません。本来の目的は「パソコンを十分に使いこなし(=使えるだけでなく)活用し、新たな価値観に基づいた2030年~の社会を築く力」を子どもたちが身に付けて大人となり、国際競争力の強い日本を再確立することです。ですから、例え上記資格を有していなくとも、全教員にその要素が求められることを、2次検査で十分にアピールしなければなりません。
「パソコンは苦手なんだよなぁ~。誰かやってくれる?」は、もう通用しない時代だ、という事ですね😥