東京アカデミー神戸校
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先日、海上保安学校(以降海保)の内定辞退率がなんと93%という衝撃的な記事を見つけました。
海保では毎年5月と9月に採用試験を実施しています。合格者は、全部で11の管区のいずれかへの配置を内示され、京都府舞鶴市にある海上保安学校で約1年間給料をもらいながら教育を受けた後、海上保安官として業務に従事することになります。内示先は通常は受験した管区で決まります。
今回の記事では、5月に実施された「船舶運航システム課程」の合格者について触れていました。第9管区内の新潟・石川・長野の3県で受験した439人のうち97人が最終合格しましたが、なんとそのうちの90人が内定を辞退したそうです。辞退率は93%です。全国でみると受験者5437人中890人が最終合格し、225人が入学。辞退率は75%になるので、全国的にみても内定辞退率が高い試験と言えます。
5月の試験ということもあり、とりあえずお試しで受験したという人もいたでしょうし、本命の試験は9月なので練習で受けてみたなど要因はいろいろ考えられますが、それにしても辞退率93%は衝撃ですね。ただし、逆に言うと絶対に海保の仕事がしたいという人にはお勧めです。
公安系の職種を希望されている方で、興味を持った方は一度海上保安官の仕事をきちんと調べてみて、自分に向いているか、やりたいと思える仕事かを検討してみてはいかがでしょうか。海上での海難救助や犯罪の取り締まり、船舶の安全な運航など仕事内容は多岐に渡ります。これから公務員を目指して勉強しようという方は、今後職種研究を十分にして、自分に合った仕事を見つけましょう。迷われた際は、アドバイスもいたしますので、ぜひご来校くださいね。
海上保安学校についてはこちらからご覧ください。
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