東京アカデミー町田教室
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こんにちは。公務員試験の予備校=東京アカデミー公務員担当です。
今回は、「人文科学の勉強法」についてご紹介いたします。
一般知識の分野で最重要は「社会科学」になります。
残るは「自然科学」と「人文科学」ですが、「自然科学」の「数学」や「物理」の力学に関する問題は計算を要します。一方で「人文科学」は記憶のみです。
「人文科学」は勉強時間が点数に正比例する科目になります。
配点は各試験概ね1~2問になります。差があるのは「思想」と「文学・芸術」になります。
「思想」は地方公務員及び東京消防庁では出題がありませんでした。
「文学・芸術」は警視庁以外では出題がありませんでした。
※出題数は聞き取り調査によるもので、実際の出題と異なる場合があります。
上記以外は出題がありますので、捨て科目をつくることはお勧めできません。
「世界史」…以前はフランス革命などの出題が主でしたが近年は東西冷戦に関する問題が出題されています。時間に余裕があれば中国史なども勉強したいですが、本命はヨーロッパになります。
「日本史」…江戸時代以降が中心になります。特に第二次世界大戦、GHQの占領政策から高度経済成長期が最近の主流です。古代・中世の出題率は低いです。
「地理」…大学入試や高校での授業と同様に地形や気候の問題が中心になります。学習の際は更に一歩進めて、農業まで広げましょう。
「思想」…近年は、近代(社会契約論等)が出題される傾向がありますが、ソクラテス・プラトン・アリストテレスは抑えておきましょう。
「文学・芸術」…明治以降の日本国内の文学(小説中心)の出題率がとても高いです。
「世界史」「日本史」「地理」の効率的な勉強法は 地図を描いてみる ことです。
世界地図、日本地図を描いて整理するとどこで何が起きたか整理できます。特に世界史なら、国の場所がわかるだけで国際的なニュースの捉え方も変わってきます。
頻出範囲に絞ってやっていけば丁寧にやる時間も確保できます。頭の中で字を滑らせるより、視覚的に理解した方が速いことが多いです。「時事」の学習の際にも役立ちます。