東京アカデミー松山校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の教員採用試験対策担当の石井です。
昨日(4/12)のブログに引き続き、今日も愛媛県総合教育センターのHPに掲載されている内容について、今年の試験に重要だと思われるところをクローズアップしていきます。
GIGAスクール構想の実現にむけた環境整備や教師の取り組みが重要であることは、周知の事実だと思います。愛媛県では、ICTの活用について『ICT特集』のページを作成し、現場の先生方に対して情報提供、授業づくりのサポートしています。現在(4/13時点)、特集として掲載されているのは、
◆オンラインビデオ会議ツール「Zoom」利用マニュアル
◆G Suite for Education でつながる Meet でつながる
◆iPadで教材用動画を作ろう
◆iPadで作るマルチメディア_プリント教材
◆YouTubeに載せてみる!
の5点です。特に興味を引かれたのは「YouTubeに載せてみる!」です。このタイトルだけ見ても、子どもの興味関心を高めることができそうですし、狙いが、「反転授業」にあるところも教師としては押さえておきたいポイントです。
教室で知識を習得し、家庭学習で知識技能の定着や応用を図るという形態で一般的に教師は授業を行います。ここでいう「反転」とは、「習得」の場所と「定着・応用」の場所を反転させるということです。
総合教育センターの文章をそのままお借りすると、「家庭学習として、学習内容の知識の部分を習得してきて、学校での学習時間は、確実な定着を図ったり、議論や協働学習により学習内容を深掘りしたりする時間に割り当てる」ということになります。
この一文を見て、『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)』の「個別最適な学びと協働的な学び、それぞれの学びを一体的に充実し主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善につなげる」、ことを思い浮かべることができれば、2021年夏の対策はかなり進んでいると思われます。
これからも更新され、掲載される内容が増えていくと予想されるこのページをチェックしておくようにしましょう。