東京アカデミー松山校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の教員採用試験対策担当の石井です。
今回は、「愛媛県ICT教育推進ガイドライン」について重要なポイントをまとめていきたいと思います。
教師として必ず押さえなくてはいけないポイント、それは、「児童生徒にどのようなICT活用スキルを身に付けさせるか」、の明確なビジョンを持つことです。非常に重要なポイントですので、複数回に分けて確認してきます。
資料「情報活用能力を育成するためのカリキュラム・マネジメントの在り方と授業デザイン」(平成30年文部科学省)
愛媛県ではICT活用スキルを「ベーシックスキル」「コアスキル」「アドバンストスキル」の3段階に大別しています。そして、上記資料を基に、ICT活用スキル「ベーシックスキル」については、「情報と情報技術を適切に活用するための知識と技能」や「情報モラル・情報セキュリティなどについての理解及び態度」等、教育課程上、教科等で学習する内容とされているものを位置付けています。
例えば、小学校1・2年生であれば、ICTの理解において、「タブレット端末や電子黒板に親しむことにより、身の回りのICTに興味・関心を持つ」ことが挙げられています。また、情報セキュリティについては、「パスワードの大切さを知るとともに自分で管理することができる」とされています。
こういった点を明確にして、授業や日々の教育活動を行うことが求められていますので、まずは知識として理解するようにしましょう。
次回は「コアスキル」についてまとめます。