東京アカデミー松山校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の教員採用試験対策担当の石井です。
前回のブログでは「コアスキル」についてまとめましたが、今回は「アドバンストスキル」についてまとめたいと思います。
「愛媛県ICT教育推進ガイドライン」によると「アドバンストスキル」とは、コアスキルを身に付けた上で、児童生徒が自己教育的に伸ばしてく力、として位置付けています。
例えば、高等学校においては、情報処理やテキストマイニング等、適切にアプリケーションを利用して情報を分析し、課題解決に繋げることができる、課題解決に必要な機能を考え、必要があれば、それを実現するプログラミングが行える、といったことが示されています。
他にも留意点として、
①小学校段階のコアスキルはプログラミング教育を中心として展開する
②操作的なスキルだけでなく、クラウドサービスの機能を活用した双方向の発表等の体験を重ねるなど、スパイラル的に、課題発見力、批判的思考力の育成を図る
ことを挙げています。
ここまで3回に渡って、児童生徒に身に付けさせたいスキルについてまとめてきました。それを踏まえた上で、児童生徒の「評価」に繋げていき、自らの「授業改善」を図る、といった意志が伝われば、採用試験合格がグッと近づいてくるのではないでしょうか。
次回は、「教員が目指すべきICTの活用スキル」についてまとめていきます。