東京アカデミー京都校
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こんにちは、東京アカデミー京都校公務員担当です!
公務員試験ではよく作文試験がありますが、
下記作文試験の対策方法をご紹介いたします。
公務員は文章を扱う仕事が多いことから基礎的国語力や論理的な思考力、字の読みやすさなどを判断すると共に、受験生の個性や社会に対する問題意識をみるために行われます。
出題される課題(テーマ)は以下の3つに大別できます。
①社会常識と客観的判断力が問われる課題
新聞やニュースなどで知る社会情勢や環境問題などについて、自分の感じたことを述べる。ある程度の社会常識と思考力をみるもの。
②表現力・描写力が問われる課題
夢、友情、優しさなど抽象的なもの、また音楽、趣味、旅など具体的ではあるが形がないの、どちらも想像力と表現力を要する。
③職業に関して個人の抱負が問われる課題
国務院を志望する理由、将来の抱負、自分の信条、職業観など、個人の考え方をみるもの。
評価のポイントは、大別すると以下の4つです。
①課題に対する内容の適合性(テーマにふさわしい内容か)
②構成力(全体の段落構成や、論旨の展開)
③表現力(表現のわかりやすさや簡潔さ、明瞭さ)
④国語力(幼児や用語、漢字や仮名の適切さ)
書く上で文体や句読点・カッコの位置、仮名と漢字、数字の使い方、字数制限などのルールがあります。これらを守られていることが合格答案の最低条件です。
志望先によって、出題テーマが異なるため、過去にどのようなテーマが出題されたのかを知ることが重要です。
作文を書くためには、知識・情報も不可欠です。
日頃から新聞やテレビで、環境問題、国際化、少子、高齢社会問題等の時事問題をチェックしておきましょう。
2020年度はコロナウイルス流行に伴い、「コロナ」のキーワードが出題されました。
→コロナの出題例はこちらから
他人の文章を読むことも、表現力を豊かにし、語彙力を伸ばすには大切です。新聞の社説やコラムを読むことも効果的です。