東京アカデミー函館教室
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こんにちは!高卒・短大卒公務員担当の石山です☺
公務員試験の1次試験では一般的な「教養試験」とは少し異なった形式で出題される「SCOA(スコア)」や「SPI3」を行う試験も増えてきました。
北海道内の2020年度試験の実施状況では、
SPI3:恵庭市・千歳市・苫小牧市・登別市・留萌市・名寄市・士別市・北見市・旭川市(※消防のみ)
SPI・SCOAに近い形式の試験:帯広市・小樽市
以上のように札幌市周辺の市を中心に実施されています。
NOVA総研社が販売している筆記試験の名称であり、60分120問の試験です。
会場で受験するペーパーテスト式、専用会場でパソコン受験するテストセンター式がございます。
①~⑤(①~③のみのパターンもあります)+択一式の性格検査 で構成されています。
①言語(長文読解・語句に関する問題)
②数理(四則計算や速度算など公務員の数的推理に近い問題)
③論理(サイコロや場合の数など公務員の判断推理や空間把握に近い問題)④英語(英単語や文法などの問題)
⑤常識(理科・社会・時事などの問題)
リクルート社が販売している試験の名称です。民間企業の選考でも多く採用されています。
テストセンター(能力検査35分+性格検査30分 専用会場でパソコンによるWEBテスト)がほとんど、会場で受験するペーパー式(能力検査70分+性格検査40分)もございます。
能力検査では、
①言語(二語の関係・語句に関する問題・長文読解)②非言語(推論・場合の数・確率・料金の割引・資料解釈など公務員の数的推理や判断推理を易しくした問題)が出題されます。
対策方法としては、一般的な公務員試験の「教養試験」の対策をしている方は問題範囲も重なるところも多く、問題レベルとしては易しめかと思いますので公務員試験の教養試験の学習でも十分対応できるかと思います。
しかし、制限時間が短いかつ問題数が多いのが「SCOA」や「SPI3」の特徴となっております。様々な問題集が書店に置かれていますので、スコア・SPI対策の問題集で一通り確認すると良いでしょう🐰