東京アカデミー松山校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の教員採用試験対策担当の石井です。
今回は、教員としての資質や適性を評価する面接形式である「コンピテンシー評価型面接」についてまとめたいと思います。
一般的にコンピテンシーとは、「行動に表れる能力、特性」、「結果や成果と結びつく能力、特性」のことを表します。この面接手法の狙いは、受験者の過去の行動に関する具体的事例を聞き取ることで、行動特性(=コンピテンシー)を分析し、将来の行動を予測することにあります。では、教員において重要な行動特性とはどのようなものでしょうか。
2008年に横浜市教育センターでは、「教師力」と呼ばれるともすれば曖昧に思われる概念を、「授業力」「マネジメント力」「連携力」の3点について、キャリアステージに応じて規定しています。
また、その「授業力」について、千葉市教育センターでは、研究・調査から導き出した選出規定で、全国から29名の「授業の達人」を抽出して、ヒアリングを行いました。その結果、
大項目4、小項目 19のコンピテンシーの抽出に成功しています。
重要なことは、こういったコンピテンシーが各受験生にあるだけでなく、どれだけあるかをアピールする必要があることです。過去の自分の行動や経験、学びをしっかりと振り返り、意見作りを進めておくとよいでしょう。