東京アカデミー広島校
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みなさんこんにちは!看護師国試担当の藤原です😊
さて今回は、看護師国家試験における「不適切問題・採点除外問題」についてお話しいたします。
不適切問題・採点除外問題には以下のようなものが挙げられます。
★難易度が高すぎる(主に必修問題ですが、一般問題の中にもそのような扱いをされる設問があります。)
★選択肢が不適切である(答えを1つ選ぶ問題なのに答えが2つ選べてしまう、選択肢に正解が含まれていない、など)
★設問の状況設定が不十分で正解を選びようがない
☆受験者全員に対して採点除外とする。
☆正解者は採点対象とするが、不正解者は採点除外とする。
☆複数の選択肢を正答として扱う。
必修問題の合格基準は得点率80%以上です。50点満点なら40点以上の得点が求められます。
ただし、この採点除外問題の扱い次第では、状況が大きく変わります。
たとえば、採点除外問題が2問ある→満点が48点となる→80%以上が合格基準(48点×0.8=38.4点)、つまり39点以上が合格基準となる。
すると…必修問題の自己採点が39点で合格をあきらめていた人が、採点除外問題のおかげで、無事に基準をクリア! などの例も見られます。
第110回における採点除外の問題は2問だけでしたが、第107回は10問(!)、第106回は8問もの不適切問題・採点除外問題がありました。
これは不適切問題に限ったことではありませんが、「おかしい、この問題の正解は2つあるように思うけれど、一体どちらを選べばいいんだろう…💦」という
設問に出会った場合、必要以上にそこで止まって悩み続けない、引きずらない、というのもテクニックの一つとして頭の片隅に入れておいてください。
チェックをつけておいて、後で時間が余ったら見直すようにしましょう。