東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー岡山校です。
岡山県教員採用試験の出願書類項目のうち、今日は小学校志望の方が対象となる「初任地」欄についてのお話です。
採用後の勤務校について、岡山県教員採用試験の実施要項に以下のように記載があります。
「(2) 小学校教諭等の全出願区分(全ての枠及び全ての特別選考を含む。)に出願する場合は、受験願書の「初任地」欄に、岡山県内の26市町村(岡山市を除く。)のうち、自身が配置を希望する1市町村を記入することができる。配置に当たっては、可能な範囲で希望に沿うよう配慮する。ただし、希望の市町村とならない場合がある。(記入がない場合は、「希望なし」として扱う。)なお、希望の有無及び選択する市町村は合否に影響しない。」
この「初任地」欄の記載について、書いた方がいいのか、書かないほうがいいのか、と質問をいただいております。
「初任地」欄の記入については【希望の有無及び選択する市町村は合否に影響しない】ため、必要に応じて記入して良いでしょう。
では、記入した場合に、試験内容に影響はないのか、昨年の例を見ていきます。
・初任地を選択した理由は何か。何か特別な思い入れ、こだわりがあるか。
・初任地の希望が通らない場合もあるが大丈夫か。
・希望初任地の特徴は何か。
・希望初任地から遠く離れた地域の勤務になる可能性もあるが、新しい環境でやっていける自信はあるか。
など。
やはり、「初任地」欄を記入すると、希望した理由は聞かれやすいようです。
また、「初任地」欄を記入しなかった場合も、以下のような勤務地についての質問がなされています。
・なぜ岡山市ではなく岡山県なのか。
・山間部、遠隔地での勤務は可能か。
・一人暮らしは経験があるか、今後一人暮らしの可能性も有るが、ご両親の理解は得られるか。※現役女子大学生の方がよく問われています
・県内どこでも勤務が可能か。
・(他県出身の場合)地元へ帰る気はないか
など。
上記の質問の多くが、2次試験の個人面接で問われています。
「初任地」欄を記入することにデメリットはありませんが、面接でしっかりと説明できるよう、準備をして臨んでください。
準備の際には「岡山県の教育」(岡山県の教育統計をまとめたパンフレット)(クリックで詳細表示)を参考にしてみてください。
また、各市町村の教育についても、こちら(クリックで詳細表示)をご確認ください。
それではまた。