東京アカデミー広島校
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今回は、「世界史」の学習方法についてお話しします。
世界史では、西洋の近代・現代史が重要です。
さらに限定すると、15~19世紀にかけての動きに関係した出題が多いです。
これらの時代の革命・戦争・会議・条約などの一連の流れは確実につかんでおきましょう。
近代史では、近代国家の成立、各国における産業革命をおさえましょう。
現代史では、特に第2次世界大戦について、戦争に至った経緯から講和条約、戦後処理までを整理して覚えておきましょう。
また、ある時代における各国の政治状況を問う出題形式はよく見られるため、年表で整理しながら学習を進めたいところです。
中国史については、王朝名・年代・首都と建国者・実施された政策(土地制度・税制度・官吏登用法など)を区別して正確におさえておきましょう。
自分で表を作成するなどしてノート風にまとめると理解の手助けになります。
また、近年の傾向として注目しておきたいのが、アジア史からの出題です。最近では、時事的な出題もみられます。
主だった民族運動をはじめ、各国の情勢についても把握しておきましょう。
学習法として最も効率的なのはやはり高校の教科書を手元に置いて、予備校のテキストなどで学習することです。
問題の難易度はさほど高くないので、基礎知識と時代の流れをしっかり把握しておけば、おおよその問題には対応できるでしょう。