東京アカデミー津田沼校
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2021年もあと2日、また本日から寒波が到来するようです。
ご体調にはくれぐれもお気をつけください。
なお弊社は12/30~1/3まで年末年始休暇を頂戴いたします。
昨年まで一部校舎では年末年始も講義を実施し自習室も開放しておりましたが、
働き方改革の一貫である旨、ご容赦ください。
従いまして本投稿は、12/29に予約投稿した記事でございます。
教育原理・教育法規の学習は進んでいますか?
ただ闇雲に学習指導要領や条文を見ているだけではなかなか覚えられませんので、本来であれば一個一個の学習指導要領や各条文の目的、趣旨、制定された背景などを押さえることが望ましいです。
しかし試験直前ですとそこまで手が回らないかと思います。
2016年夏試験から2020年夏試験までの5年間、全国全68自治体(試験としては53種類)の本試験で、第8次学習指導要領で改定された「総則」の問題でどのようなひっかけがあったか調査しましたので下記に掲載します!(弊社調べ、2021年夏試験は現在集計中です。)
拙者の個人的な見解ですが、採用試験としての本質を突かない選択肢も見受けられます。しかし合格するためには避けて通れませんので、ひっかからないようにしましょう。
今後の学習の一助となれば幸いです。※ひっかけ(誤り)の選択肢を( )内で示しております。
※前回(⇒前回の記事はコチラ)の続きです
⑵道徳教育や体験活動(奉仕体験,人権教育),多様な表現や鑑賞の活動等を通して,豊かな心や創造性の涵養(公共の精神の育成)を目指した教育の充実に努めること。
学校における道徳教育は,特別の教科である道徳(以下「道徳科」という。)を要 (中核,軸)として学校の教育活動全体を通じて行うものであり,道徳科はもとより,各教科,外国語活動,総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質 (学習活動,目標,ねらい)に応じて,児童の発達の段階 (個人的特性)を考慮して,適切な指導を行うこと。
道徳教育は,教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神 (社会奉仕の精神,国際協調の精神,生命および自然を尊重する精神)に基づき,自己の生き方 (自己の在り方,自己の学び方,人間としての生き方)を考え,主体的な判断 (社会の規則,人間尊重の精神,集団的な決定)の下に行動し,自立した人間 (社会の一ン,社会の形成者)として他者と共によりよく生きる (国際社会で主体的に生きる,共に助け合って生きる,強く正しく生きる,たくましく生きる)ための基盤となる道徳性 (道徳的価値,道徳的実践力,社会性,豊かな心)を養うことを目標とすること。
道徳教育を進めるに当たっては,人間尊重 (社会奉仕)の精神と生命に対する畏敬の念を家庭,学校,その他社会における具体的な生活の中に生かし,豊かな心をもち,伝統と文化 (コミュニケーション力,個性)を尊重し,それらを育んできた我が国と郷土(地域)を愛し,個性豊かな文化の創造 (持続可能な社会の創造)を図るとともに,平和で民主的な国家及び社会の形成者として,公共の精神 (連帯の精神)を尊び,社会及び国家の発展に努め,他国(自由) を尊重し,国際社会の平和と発展や環境の保全(確保)に貢献し未来を拓く主体性のある日本人 (自立心のある日本人,実行力のある日本人)の育成に資することとなるよう特に留意すること。
⑶学校における体育・健康に関する指導を,児童の 発達の段階(個性,生活環境)を考慮して,学校の教育活動全 体を通じて適切に行うことにより,健康で安全な生活と豊かなスポーツライフ (食生活)の実現を目指した教育の充実に努めること。特に,学校における食育の推進(課題に対する指導,疾病の予防) 並びに体力の向上に関する指導, 安全に関する指導及び心身の健康の保持増進に関する指導については,体育科,家庭科及び特別活動の時間はもとより,各教科,道徳科,外国語活動及び総合的な学習の時間などにおいてもそれぞれの特質に応じて適切に行うよう努めること。また,それらの指導を通して,家庭や地域社会 (近隣の学校,関係機関)との連携を図りながら,日常生活において適切な体育・健康に関する活動の実践を促し,生涯を通じて健康・安全で活力ある生活を送るための基礎が培われるよう配慮すること 。