東京アカデミー静岡校
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みなさん、こんにちは。東京アカデミー静岡校の伊藤です。
世間はGWですね。我が家は茶畑に囲まれていますので、GWは茶摘みシーズンです。とは言え、昨今は機械で刈り込むことが主流ですので、お手伝いに駆り出されることはなくなりました。子供の頃のGWは連日お茶摘みの手伝いだったのが、今は懐かしいです。ちなみに、昨日5/1が夏も近づく八十八夜だったそうですよ。
さて、本題です。すでにこちらのブログでお知らせしました通り、第110回看護師国家試験にて自己採点会を実施したのですが、その採点データの一部をご紹介したいと思います。第111回国試を目指すみなさんに有益は情報となれば幸いです。
上記の通り、ここ10年間で最も必修問題の平均点が高かったのが前回110回試験となります。さらに、50点満点が多かったことも特徴的でした。第109回試験での満点はわずか2%だったのか、第110回試験では12.7%に大幅アップしています。さらに、第109回試験では4.1%の方は必修問題で不合格になっていたと推測できますが、第110回試験ではその半分の2%にまで減少しています。受験生の多くが不安に感じる「必修問題」ですが、今後の試験が第110回試験と同等レベルの出題ならば、しっかり対策した受験生には決して高いハードルとはならないでしょう。
ただし、1つ注意しておきたいことがあります。上の表の中で、出題基準改定と書かれている部分に注目してください。二重線は出題基準の変わり目を表しています。出題基準が改定された前年の試験のみ、過去2回とも、平均点が90%を下回っているのです。つまり、現行の出題基準の最終年は必修問題が難しくなる、と考えることもできますよね。では、次の出題基準はいつ変わるのか?こちらのブログでもご紹介していますが、第112回から新しい出題基準となる予定です。という事は、第111回試験の必修問題は難しくなり、第110回試験からのギャップでさらに難しく感じるかもしれませんね。
とは言え、絶対評価となる必修問題が極端に難しくなることは考えられません。しっかりと対策をしておけば大丈夫!夏期集中講座では必修対策の講座も開講しますから、ぜひ早めの対策をおススメします。講座の詳細はこちらから。お申込み受付中です!