東京アカデミー松山校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の教員採用試験対策担当の石井です。
5月5日はこどもの日、日本において国民の祝日となっています。こどもの日を題材にした遊びや授業をしようと思った、あるいはしたことのある幼稚園や保育所、小学校の先生方は多いのではないでしょうか。私も小学校の図工の時間にこいのぼりを作った記憶があります。そんなこどもの日について、知っておくと子どもたちに好かれ、ちょっと得する⁉豆知識をご紹介いたします。
【こどもの日 豆知識】
◆こどもの日とは?
祝日法第2条には、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」とあります。なんとお母さんにも感謝する日になっています。お母さんだけでなく、周りの人に感謝できる子どもは、きっと幸せを感じている子なのだと思います。
◆こどもの日の「こ」の字はひらがなでないといけない
法律で定められたものですので、「こ」を「子」としてはいけません。「こどもの日」が正式な書き方になります。
◆「こいのぼり」の歌は2つある
こいのぼりの歌は2種類あって、一つは「♪屋根より高い~」で始まる歌ともう一つ、「♪いらかの波と~」で始まる歌です。このうち小学校学習指導要領に記載されているのは後者で、文部省唱歌となっています。
◆こどもの日にまつわるもの
菖蒲湯…薬草。邪気や悪いものを払うという信仰があります。
柏餅…新芽が出ないと古い葉が落ちない=家計が絶えない、といった考えから縁起をかついだもの。
五月人形…災厄を身代わるといった風習から飾られています。
◆世界で最も早くこどもの日を制定したのは?
トルコだといわれています。もともと「国民主権の日」でしたが、1929年に「こどもの日」としてお祝いの行事が行われるようになったそうです。
◆「世界子どもの日」とは?
1954年、国際連合によって、世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的に、11月20日が「世界子どもの日」として制定されました。1989年11月20日には、教員採用試験でも出題される「子どもの権利条約」が採択されています。
どの内容をみても、授業でつかえそうなネタがたくさんありますね。ちなみに香川県教員採用試験では、小学校教諭の2次試験英語面接で、こどもの日を英語3文で説明しなさい、という題材が出題されたことがあります。いろいろ興味を持って調べてみてはいかがでしょうか。