東京アカデミー大阪校
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東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当の各務です。
今日は、模擬授業後/場面指導後に面接が続き、質疑応答がある場合に何を意識すれば良いかをお話しします。
模擬授業後の質疑応答では、
場面指導後の質疑応答では、
といった内容を聞かれます。
ここでは、
その受験生が、教師として、自身の指導や授業を日々振り返り、内省し、次に繋げることができるのか
を見ています。
こちらの、「大阪府 教員等育成指標(OSAKA教職スタンダード)(共通の指標)」をご覧ください。
【I 教育への情熱と教員に求められる基礎的素養】3学び続ける⼒
では、採用時/初任期の指標として以下が基準となっています。
採用時:省察⼒ [ ⾃ら振り返り、良し悪しを考えることができる⼒ ] を身に付け、常に成⻑しようとする意欲を持っている
初任期:⾃らの取組みを省察し課題を⾒出すことができる。
つまり、採用段階で、「自分自身の言動を自分自身で振り返り、課題を見出して成長しようとする姿勢」が求められます。
だから、
ではダメなのです。
それでは、「この受験生は、授業を(指導を)より良くしていこうと努力してるんだな」と思ってもらえないからです。
とはいえ、実践後すぐに振り返りをするには、少しコツがいるため、実践+振り返りの練習を繰り返すことが必要です。
また、そもそも授業や指導にしっかりとした意図性を持っていなければ、振り返りのしようがありません。
まずは、模擬授業や場面指導の練習は「なんとなく」は厳禁ということを頭に置き、しっかりと意図性を持った言動にしましょう。
(全ての「どうして〇〇したのですか?」「〇〇した意図は何ですか?」に答えられるように、を意識すると良いと思います)
その上で、授業や指導後には必ず、「振り返り」を行うことをくせ付けていくと、段々と「振り返り」の力が付いていきます。
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