東京アカデミー立川教室
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こんにちは!東京アカデミー立川校チューターの梅末です。
今さらですが、梅末と書いて「ウメスエ」と読みます。しょっちゅう他の名前と間違われます(笑) 以後、お見知りおきを。
さて、前回であらかたの自己紹介は済ませたので、今回はさっそく筆記試験の勉強に関する全体的な流れについて紹介していこうと思います。
最初に言っておきたいのは、公務員試験の範囲は恐ろしく広い…ということです。海よりも深く山よりも高いです。受験先によって多少のズレはありますが、科目数だけで見れば教養試験で20科目前後、専門試験で10科目前後あります。そして、それに加えて時事問題や論文が大抵の試験で課せられます。センター試験の比じゃないですね…汗
では、いったいどうすればいいのか。それは、「最低限のコストで最大限の点を取る」ように意識することです。いかに効率よく、可能な範囲でたくさん得点できるかが重要です。
いや、私はどうしても高得点を取りたいから全科目やるんだと意気込んでいる人。
つまらないプライドは捨てましょう。限られた時間の中で試験範囲すべてを網羅するのは不可能ですし、ハッキリ言って無駄です。また最近では、筆記試験の点数は大幅に圧縮する、あるいは足きりに使うだけで、最終的な合否は2次試験以降の面接やグループディスカッションなどの点数で決める自治体がほとんどです。それゆえ、筆記試験で必要以上に高得点を狙う必要はほぼないのです。そこそこで筆記試験の勉強は切り上げ、2次対策に時間を割く方が賢い戦略と言えるでしょう。(とか言いつつ、自分は謎の不安感から筆記試験の勉強に結構時間をかけていました。無駄だとは思いつつも、筆記試験を高得点で通過した方が、自分の気持ち的に余裕が持てたので…笑)
じゃあ、そこそこの点数を取るにはどうすれば良いかというと、優先順位を付けて勉強に取り組むことです。まず、配点の高い科目は絶対に勉強しましょう。教養試験であれば数的処理、専門試験であれば経済学、憲法、民法、行政法です。あとは自分が得点しやすい科目にプラスαで取り組み、残りは思い切って捨てましょう!(笑) 気持ち的には全体の3~4割は捨てるくらいの心持で大丈夫です。落としてはいけない所を落とさず、あとは稼げる所で稼げばいいのです。それ以外は勘が当たればラッキー、くらいに思いましょう。
公務員試験は範囲が広すぎてとっつきにくい印象を持たれるかもしれませんが、それは自分だけでなく受験する誰もが感じることです。その中で恐れずに科目を取捨選択し、要点を絞って勉強を進めれば、意外と筆記試験は何とかなります。絶対的な高得点を取る必要はなく、相対的に見て他の人よりもほんの少し高ければいいのです。
今回の記事で、皆さんの公務員試験に対する漠然とした不安感が少しでも払しょくされたのなら幸いです。ただし、そんなに勉強をしなくてもいいと言っているわけでは決してありません。あくまで、手当たり次第に勉強するのではなく、ねらいを定めてしっかりと勉強しましょうということなので、慢心はしないでください。
次回は、実際に私が重点的に勉強した科目とそうではない科目などについて詳しく紹介していこうと思います。
それでは、また!(^^)