東京アカデミー札幌校
ブログ
こんにちは、教採担当の山口です🌼
5月25日付で北海道教育委員会より「学校における働き方改革の推進に向けた教員の業務支援ソリューションの実証研究事業」について発表があり、学校における働き方改革の推進に向けてデジタル採点システムを試行導入するとして、本日、日本電気株式会社北海道支社と協定が結ばれました(報道発表資料 (hokkaido.lg.jp))。
このシステムでは、手書きの答案をスキャンしてパソコンに取り込むことで効率よく採点できるほか、平均点などの分析も容易に行うことができます👀!
また、児童生徒へすぐに答案を返却できるため振り返りや解き直しも時間を空けずに実施できるメリットがあります👏
全道14校がモデル校として決まっており、本日5月27日から来年3月末にかけて1校6ヶ月を目安に順次導入していくとのことです。
『R2.6教育職員の時間外勤務等に係る実態調査』では、時間外勤務を月45時間以上行っていた者の割合(教諭・主幹教諭)が56.9%であり、忙しさを感じる業務として事務処理 (71.6%)に次いで成績処理( 57.8%)が挙げられていました。
ICTを活用した教育の実践が謳われていますが、こうしたソフトが普及していくことで教員の負担を軽減できれば、「一人一人のニーズに応じたきめ細やかな指導や学び」の達成につながるのではないでしょうか😊💪
そしてこの発表で重要なのは、教員として今後こうしたソフトの活用が求められることだけでなく、今年の2次検査の個別面接で問われる可能性が十分にあることです!
14のモデル校が決定し、今年度からスタートするということは、導入効果検証の中間発表があるはずです。
このシステムを知っているか、モデル校の取り組み事例を調べたかなど問われるかもしれません。
直接この件ではなくとも、北海道で受験される方の願書に「ICT活用能力」に関する項目がある以上、「ICT活用」の質問がされることはほぼ間違いありませんので、普段からこうしたニュースにアンテナを張っておきましょう◎
「1人で情報収集する方法が分からない!」・「時間的に難しい!」という方には、札幌校で実施の教育時事実践講座と個別面接対策講座がおすすめです。
どちらも座学の講座で、2次検査対策として7月4日(日)~25(日)の期間で実施を予定しております。
現在の情勢を考慮してオンライン併用での実施が決定しましたので、外出を控えたい方はもちろん、道内遠方や本州にお住まいの方でもご自宅から受講できます👌
詳細はこちら→sapporo_kyo_2jitankizagaku.pdf (tokyo-ac.jp)