東京アカデミー秋田校
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みなさんこんにちは📚
東京アカデミー秋田校です。
突然ですが、みなさんきちんと睡眠は取れていますか?
実は、脳科学的に見て、学習と睡眠はきわめて密接な関係があることがわかっています。
必要な睡眠をきちんととれていないと、それだけで学習の効率が下がってしまうのです。
公務員になる!という目標実現のために勉強しているA君とB君。2人は同じくらいの成績ですが、
家庭での勉強時間は実は全然違います。
A君は、毎晩21時には就寝。勉強は時間を決めて「時間内でできるところまで」というスタイルです。
一方B君は、A君の倍の勉強時間を毎日確保しています。就寝も、23時、24時は当たり前。
「目標を達成するまで頑張る」と、毎晩、遅くまで勉強しています。
家庭での勉強時間に倍ほどの開きがある2人。それなのに、2人の成績がほとんど変わらないのはなぜなのでしょうか?
それには、A君、B君の才能や素質とは違った理由が考えられます。
つまり、睡眠時間を削って勉強に励んでいたB君は、必要な睡眠時間をとれなかったばかりに勉強効率を下げてしまっていた可能性があるのです。一方、A君のような「睡眠優先」の態度は、勉強でしっかり成果を上げるために、非常に有効です。
人間の記憶には脳の「海馬」というところが関係しています。
この海馬は自分の努力で育てることができ、それには充分な睡眠が必要不可欠なのです。
逆に、睡眠時間が不足すると、「たとえ自分がそう感じていなくても」心身ともに大きなストレスを感じます。
深夜までやる気に満ちていて、集中力が続いていたとしても、心身は睡眠不足を感じている可能性があるのです。
高卒程度の公務員試験を受験する年齢層が多い17歳~28歳の方の必要な睡眠時間は
「7~9時間」といわれています。
気力体力の続くかぎり勉強する!というのは記憶の定着には不向きのようです・・・。
睡眠時間、思い当たる方は是非見直してみてください😊
でも、B君の勉強方法にも理にかなっているところがあるのです。
それは次の機会にお話ししますね。