東京アカデミー横浜校
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東京アカデミー池袋校の教員採用試験担当 飯島です。
東京都の一次試験試験日まであと1か月となりました。対策は順調に進んでいるでしょうか?
本日は東京都の教養試験のうち、「高等学校に関する問題」について、傾向やその対策についてご案内致します。「高等学校に関する問題」は、高等学校のみの教科受験の方は必須、中高共通教科・特別支援高等部募集を含む教科・養護教諭受験の方は選択で回答する問題となっています。(問題は例年2題出題されます。)
過去3年には、以下のような問題が出題されています。
2018年:学習指導要領・総則
「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策について(答申)」で示された特別活動の改善の方向性
「高等学校キャリア教育の手引き」
2019年:学習指導要領・総合的な探究の時間、特別活動
2020年:学習指導要領・総合的な探究の時間、特別活動
昨年、一昨年は学習指導要領に関する作問が中心でした。
過去3年の出題状況を鑑みると、例年通り学習指導要領からは「第1章 総則」「第4章 総合的な探究の時間」「第5章 特別活動」の内容から出題されることが想定されます。学習指導要領は一通り学習されている方がほとんどだと思いますが、最終合格された皆さんが現場へ出る2022年4月は高校1年生へ、2023年4月からは高校1・2年生へと順次指導要領が使用されます。現場で知識を即実践することが要求されるだけでなく、高校募集・中高募集の教科の方は二次の個人面接(単元指導計画)でも質問されることが想定されますので、さらに知識を深めておくことをおすすめします。
また2017年には都立高校改革推進計画が出題されていました。「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申)【Ⅱ章 各論の3】」や、それを基に改訂された「東京都教育施策大綱」、東京都の高校改革の現状等も併せて確認が必要です。
「県別直前テキスト」(県別直前対策講座【東京都】使用テキスト)にも教育原理のページにこのような問題が掲載されています。(一部抜粋)
選択肢で挙げられている内容の他、立川に新設される小中高一貫教育校について、併設型中高一貫教育校の改善、高校入試の『英語「話すこと」の評価(スピーキングテスト)の導入』など、今進んでいる東京都の学校改革についてどれだけ理解を深めていらっしゃるでしょうか。また、このような内容は「高等学校に関する問題」の部分だけではなく、全校種・教科対象の部分で出題される可能性もありますので注意が必要です。
東京都の問題は選択肢を注意して読まないと、間違っている箇所に気づかないことが考えられます。
「県別直前対策講座【東京都】」では、教養試験の各出題領域で実際に出題された問題や、予想問題などを通じて東京都の教養試験の「選択肢の読み方」を学習していただき、皆さんの「あと1問の正解」を後押しします。
東京アカデミーは、皆さんの努力が合格に結び付けられるよう、試験直前まで受験生を応援します!
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