東京アカデミー横浜校
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こんにちは。東京アカデミー町田校の教採担当です。
本試験まで残り1ヶ月となりました。
実習などで忙しく、事前に立てた勉強スケジュール通りにうまく学習が進められていなくても落ち着いて焦らずにじっくりと学習を進めていきましょう。
試験の直前期に差し掛かる時期ですのでみなさん予想問題を立てつつ学習されているかと思います。
神奈川エリアでは教職教養科目の空欄補充形式の問題の出題が多くありますが、下記のような形式(択一式)の問題も出題がされています。
下記問題は神奈川エリアの予想問題になります。
「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等について(通知)」(令和3年3月12日文部科学省)で示された内容として適切ではないものを、次の①~⑤のうちから選びなさい。
①非常時における児童生徒の学びの保障の観点から、端末を持ち帰り、自宅等での学習においてもICTを活用することは有効であることから、各学校設置者等においては、関係者と緊密に連携して、児童生徒への適切な利活用の指導やルール設定など準備を行う。
②学習用ツールを一部使用できないような制限を安易に行うものではなく、多くの課題については、1人1台端末を積極的に利活用する中で解決を図ることこそが重要である。
③端末の整備、個人情報保護、クラウド活用などの環境整備を踏まえ、ICTを活用しつつ学びの充実を図るため、デジタル教科書・教材の活用についても検討を進める。
④ICTはあくまでもツールであり、デジタル教科書・教材の活用と相まって、その特性・強みを生かされるものであることに留意し、各教育委員会及び学校において、新学習指導要領を踏まえた学習活動を想定しつつ、ICTを活用した指導方法についての研修を充実すること。
⑤学校における1人1台端末の本格的な運用が始まり、また同時にデジタル教科書・教材の活用など学校や家庭におけるICTの使用機会が広がることを踏まえ、視力や姿勢、睡眠への影響など、児童生徒の健康に配慮すること。
この「GIGAスクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等について(通知)」は令和3年3月12日文部科学省より発出された通知であり、児童生徒1人1人に整備・運用されている端末を安全に使うために学校が確認及び取り組む内容が示されたものになります。
神奈川エリアでは最新の答申や通知等の出題は多くありませんが、2020年夏試験で「児童虐待の法律(令和2年4月1日施行)」に関する問題が出題されています。
そのため、どんな出題があっても対応ができるように最新の答申や通知などもしっかり対策しておきましょう。
また、この択一式においても、空欄補充形式と同じくポイントを押さえて学習することが重要です。
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2021年夏受験教員採用試験対策 県別直前対策講座 | 教員採用試験対策講座 | 東京アカデミー横浜校 (tokyo-ac.jp)