東京アカデミー京都校
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先週から始まりました 、“BLOG de 国試対策”。
2回目の今回は、第110回看護師国家試験の必修問題目標Ⅲを振り返ります!📯♪♪
〔午後問題16〕 ループ利尿薬について正しいのはどれか。
1 .作用発現が速い。
2 .眠前の服用が望ましい。
3 .抗不整脈薬として用いられる。
4 .副作用〈有害事象〉に高カリウム血症がある。
正答は1。人体・疾病からの出題で、正答率が唯一70%を下回った問題です。
代表的な利尿薬は、一般名をおさえておきましょう。覚えておきたいものとして、「ループ利尿薬:フロセミド」、
「浸透圧利尿薬:マンニトール」などがあります。ループ利尿薬は、主に尿細管のヘンレループに作用します。
1 .◯ 作用時間が早いのが特徴です。強力な作用をもちます。逆に作用時間が短いことが欠点です。
2 .× 眠前に内服すると、尿量が多くなるため不眠になります。
3 .× 利尿薬を用いると、身体の水分量が減少します。よって、うっ血性心不全の浮腫や、腹水の治療に用いられます。
また循環血液量も減少するため降圧薬として用いられます。不整脈への適応はありません。
4 .× 副作用には低カリウム血症、高血糖、高尿酸血症、低血圧などがあります。
出題基準の小項目には、国試に出題される薬剤が明記されています。小項目に上がっている薬剤は代表的な一般名なども
おさえた学習をしておきま✨
次の更新は、6/18(金)です。来週の“BLOG de 国試対策”は必修問題目標Ⅳについて解説します❕💪
お楽しみに❕❕(o^―^o)ニコ