東京アカデミー立川教室
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こんにちは!東京アカデミー津田沼校の教員採用試験対策担当の松尾です。
教員採用試験本試験(7月11日)までいよいよあと約1か月となりました。ご受験予定の皆様はラストスパートに向けての学習は順調に進んでおりますでしょうか。
今回は千葉県・千葉市教員採用試験の中で、第一関門といえる「教職教養試験」について、担当の松尾から予想問題をご案内したいと存じます。
【出題されやすいポイント】
千葉県・千葉市の教員採用試験に向けて学習されている方には、言わずもがなな内容ですが、特に教育原理・教育時事が問われます。その中でも特に問われやすいテーマに絞って予想問題としてご案内いたします。
【千葉県・千葉市 教職教養試験 予想問題】
問)「令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」(令和2年11月 文部科学省)において、いじめの認知件数が過去最高を更新したことが報告された。その中で、認知件数が一番多い学年は次のうちどれか選びなさい。
①小学校4年 ②中学校1年 ③小学校6年 ④小学校2年 ⑤高校1年
正答 ④
【この予想問題を取り上げた背景について】
千葉県・千葉市の教職教養試験問題では、2年前(令和2年度採用試験)の問題にて、この「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」の中から、いじめの認知件数についての問題が取り上げられた経緯があります。いじめに関する問題はこの“問題行動調査”に限らず、毎年のように何かしらの形で出題されている頻出問題にあたります。
今回この問題を取り上げましたのは、昨年(令和3年度)の試験問題では出題されていないものの、全体の認知件数に関する問題は上記の通り以前に取り上げられている問題であることもさることながら、同じような出題方式はされないものとみて、同じいじめの認知件数でも“学年別”の認知件数に注目して予想問題として取り上げてみた次第です。
いじめの認知件数については、2016年3月に文部科学省より「いじめの正確な認知に向けた教職員間での共通理解の形成及び新年度に向けた取組について(通知)」において、「いじめの芽」や「いじめの兆候」もいじめであると“認知”することを促したことで、認知件数が増加しているという点が挙げられます。
今回はいじめの認知件数をピンポイントにして取り上げてみましたが、文部科学省発表の上記調査結果をサラッとでも良いですので、グラフなどの箇所を見ておくだけでも頭の片隅に置いておくことでいざ出題されたときに思い出すこともできるかもしれません。
以上が簡単ではございますが、教務担当の松尾が考えてみた予想問題となります。今回の問題はあくまでも教務が考えた予想です。
今回のブログをご覧いただいて、「予想問題が見たい!」「直前期の演習がしたい!」という方、東京アカデミー関東地区各校にて6月中旬~下旬から各校舎で、県別直前対策講座を開講いたします!
「県別直前対策講座」は、講師が作成した予想問題を使用して、演習と解説講義を実施する講座です。
毎年のように教養試験からの的中問題が出ている講座です!津田沼校では、千葉県・千葉市対策を行います。
「県別直前対策講座」では、講師が作成した予想問題がつまったオリジナルテキストを使用して講座を行っていきます。
なお、津田沼校での千葉県・千葉市対策では対面とZoom併用にて実施いたします。
詳しくは下記の特設ページよりご覧ください。
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