東京アカデミー津田沼校
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2021年6月8日発出された「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議 第一次報告」→詳しくは文部科学省ホームページ⇒こちらをご参照ください。
ですが、
ポイントは、
●1人1台ICT端末を保有することを契機とし、小学校用教科書の改訂時期である令和6年度からのデジタル教科書を本格導入することを検討している。
●検討しているのであって、令和6年度から完全移行するわけではない、あくまで本格導入の契機とするのみである。
●紙の教科書とデジタルの教科書は、これから実証研究や財政負担を鑑みいい面、難しい面、悪い面、をそれぞれ精査し慎重に検討する。
●紙かデジタルかといった、いわゆる「二項対立」の議論に陥ったりすることのないよう、留意しなければならない。(P17上から3行目)
に尽きるかと思われます。
1人1台端末が推進され何でもかんでも端末、端末、と思っている方は、紙の教科書は行く末無くなると思っておられるようです。
しかし文部科学省の見解として現時点でそのようなことは一切発言ございません。
むしろデジタル教科書と紙の教科書は、これから実証研究や財政負担を鑑みいい面、難しい面、悪い面、をそれぞれ精査し慎重に検討する。
というのが文部科学省の基本スタンスです。
くれぐれも現時点ではGIGAスクール構想に乗って紙の教科書が完全になくなり、全てデジタル教科書に移行していくのではありませんので、誤解なきようお願いいたします。
※おそらく年度末(2022/3/31)までに何らかの続報は発出されると思います。確認して下さい。
なお、弊社システムの保守整備等に伴い、次回のブログ更新は2月15日(火)以降となります。
予めご了承ください。
第2回全国公開模試2022年3月6日(日)実施いたします。
詳しくはこちら
https://www.tokyo-ac.jp/adoption/practice-exam/practice-exam01/