東京アカデミー立川教室
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こんにちは!東京アカデミー東京校の教員採用試験担当の畠山です。
今年の本試験も間近に迫ってきておりますが、本日のブログでは、2021年の東京都教員採用試験ではココが狙われる!と題して、東京都の教養試験出題予測として、1問予想してみたいと思います。
私の予想はズバリ!「教育法規で学校保健・学校安全に関する出題がある」です。
東京都の教育法規には、狙われやすいテーマというものがあります。これは、過去10年分くらいを遡って調べると分かることですが、同じテーマの問題が何度となく繰り返し出されています。
ちなみに、『学校保健・学校安全』は、2011~2016年まで6年連続で出題、その後2018年にも出題があります。2019・2020年と直近の2年間はこのテーマからの出題はありませんでしたが、新型コロナウィルス感染症など、学校保健や学校安全にクローズアップされている状況下で、出題の可能性は高いと予想されるため、感染症対策については、しっかりと押さえておきたい項目です。
特に、東京都では「学校保健安全法」の第19条出席停止と第20条臨時休業に関して、それぞれの権限が校長にあるのか設置者にあるのかを問うような問題が定番です。
そして出来るならば、『新型コロナウィルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドラインの改訂について(通知)』(2021.2.19 文部科学省)には、新型コロナウィルス感染症に関しての出席停止や臨時休業に関する記載ありますので、学校保健安全法や学校保健安全法施行規則などの学習に加えて学習しておくと、さらに万全といえます。
新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドラインの改訂について(通知)
このように、東京都の教養試験は、出題傾向に沿って狙われやすいテーマを着実に押さえていくことが攻略のルートとなります。しかし、試験直前期のこのタイミングで出題傾向を改めてチェックをすると時間がかかってしまいます。そんな方のために、東京アカデミーでは、6月下旬に、「県別直前対策講座(東京都)」を開講いたします。こちらの講座は、東京アカデミーオリジナルの東京都の本試験予想問題を使った講義を行いますので、直前期にぴったりの講座といえます。もちろん、「県別直前対策講座(東京都)」では、前述の『学校保健・学校安全』の予想問題も扱います!
詳細はコチラでご確認ください。
これからの時期は、現役大学生の方も、講師・社会人の方も色々と忙しく、中々受験対策に手が回らないということになってしまいがちです。
忙しい…時間がない…という状況下では、勉強時間に多くの時間を割くことはできません。しかし何かしていないと不安になってしまう……そんな時期におススメしたい1つが「過去問演習」です。
ただし、演習の仕方には一工夫が必要です。その工夫とは、不正解の選択肢を分析するということ!
五肢択一の問題であれば、1つの正解と4つの不正解がありますが、4つの不正解の選択肢に対し、何故不正解なのかを第三者に説明できるか?という観点で、不正解の選択肢を分析します。
これには2つの効果があって、
①選択肢の正誤判定をするときのポイントが分かる。
②同様の問題が出題された時の対応力(正答率)が上がる。の2点です。
この選択肢分析をするという演習ですが、過去問題全てに対して行うのではなく、出題傾向的に繰り返し問われているような問題に対して行うと非常に効果的であり、効率的です。
限られた時間を有効に使わなければならないこの時期だからこその、「過去問演習のやり方」といえます。
特に東京都の問題は、過去の出題傾向に沿った出題が数多くありますので、改めて過去問演習に取り組んでみてはいかがでしょうか。
また、過去問演習に予想問題演習を組み合わせることで得点力を伸ばすことができます!前述の「県別直前対策講座(東京都)」は、一部講座が定員締切となっておりますので、お早めにご検討ください。