東京アカデミー立川教室
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こんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー立川校の教員採用試験担当です。
試験日程が早い自治体では今月下旬に一次試験が実施され、ついに今年も本試験が開始となります。
本試験までの日数を考えて気持ちが落ち着かないこともあるかと思いますが、できることを確実に行っていきましょう!
本日は、東京都の教養試験の出題について、「学力調査」を詳しく見ていきます。
東京都の近年の学力調査に関する出題は下記となります。
2016年:平成27年度全国学力・学習状況調査
2018年:平成29年度全国学力・学習状況調査
2020年:平成31年度全国学力・学習状況調査(校種別選択問題 中学校に関する問題)
学力調査は「全国学力・学習状況調査」以外にも国際学力調査の「PISA(生徒の学習到達度調査)」、「TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)」が実施されています。
それぞれの学力調査は目的、調査の内容が異なります。
ここでは、調査の内容を整理してみたいと思います。
・全国学力・学習状況調査
教科に関する調査(国語、算数・数学)、生活習慣や学校環境に関する質問紙調査
・PISA(生徒の学習到達度調査)
読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシー、生徒質問紙、学校質問紙による調査
・TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)
算数・数学、理科、児童・生徒質問紙、教師質問紙、学校質問紙による調査
上記のように各学力調査で調査内容は異なります。
本試験の出題において、調査の目的、内容は頻出ですので、各学力調査の目的、内容、対象学年は整理をして覚えておきましょう。
近年の東京都では、前年の「全国学力・学習状況調査」についての出題となっていますが、2020年度の「全国学力・学習状況調査」は、2020年4月からの一斉休校の影響を考慮し、実施を中止しております。
そのため、今年は国際学力調査に関する出題がされることも考えられます。
特に、「TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)」については、最新の2019年実施分の結果が昨年12月に発表されています。
最新の調査結果は出題されやすい部分となりますので、どのような結果だったのかを確認しておきましょう。
筆記試験で出題がされない場合でも、人物試験において「学力」は頻出のテーマになります。筆記試験対策の合間などに、調査結果を踏まえたうえでどのような学習指導をしていくのかもぜひ考えてみてください。
一次試験まで約1ヶ月です。
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今回のブログで取り上げた「全国学力・学習状況調査」、「PISA(生徒の学習到達度調査)、「TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)」の各調査の内容、調査結果を取り扱う問題も掲載されております。
問題演習と解説を通し、各学力調査に関する知識を確実に定着させていきましょう!
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