東京アカデミー松山校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の教員採用試験対策担当の石井です。
今回のブログでは、愛媛県教員採用試験の面接試験に焦点をあてて、試験の流れ、面接試験のポイント、評価のポイントなどを徹底攻略していきたいと思います。
【愛媛県教員採用試験】
①1次面接試験
・試験の流れ:会場前で受験票を係員に渡してから入室⇒座席に座ったら受験番号・氏名・どのような教師になりたいかを一言で話す。⇒質問は全員が答えるものと、個別に指定された者が答えるもの、挙手をして答えるものがある。
・面接試験のポイント:回答は20秒で答えるよう指定がある(ストップウォッチで計っている)。20秒であれば、字数にすると150字から200字程度で意見をまとめるようにしてみる。
・評価のポイント:1.教員としての資質(指導力があるか、創造性があるか、堅実性があるか 等)、2.社会としての素養(言語活動、言語表現が適切か、服装・態度が適切で品位があるか、知性・教養があるか、社会適応性があるか 等)、3.教職への意欲(教員志願の動機や教育観は適当か、意欲・積極性があるか 等)、4.総合評価(1.2.3をもとにした総合評価)が評価基準となっている。注意したいのは、それぞれの評価項目が「あるか」としているが、~があるイコール評価5段階中3であること。合格するためには、「どのくらい」それがあるのかをアピールすることが重要である。
②2次面接試験
・試験の流れ:面接官の指示に従って入室⇒受験者の椅子の後ろに荷物を置いて,椅子の左側に立つ⇒「受験番号」、「氏名」、「受験区分」のみを面接官に伝え,椅子に座る。椅子に座ったら,マスクを外す。⇒場面指導、面接を各10分行う。場面指導の構想時間は1分。実演は3分程度。面接官1名が児童生徒保護者役を行う。⇒場面指導終了後、個人面接を行い終了。
・面接試験のポイント:場面指導は面接官1名が相手役となり、実際に受け答えを行うが、事前に切り返しのセリフや会話を用意している。切り返しの種類としては、理由を聞くもの、課題を与えてくるもの、話をそらそうとするもの、が例年みられるパターンである。
・評価のポイント:1.教員としての資質(指導力があるか、実践力・対応力があるか 等)、2.社会としての素養(言語活動は適切か、服装・態度が適切で品位があるか、知性・教養があるか、 等)、3.教師としての使命感(教育観は適当で、教師としての使命感があるか、教師としての積極性があるか、自己アピールは適当か 等)、4.総合評価(1.2.3をもとにした総合評価)が評価基準となっている。1次の観点とのより「教師として」という視点が強まっている。
昨年度、面接時はマスクを外すように指示がありましたが、今年度もそうとは限りません。マスクを着用して行う練習とそうでない練習を、面接対策として行うとよいでしょう。