東京アカデミー札幌校
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こんにちは。東京アカデミーの手島です。
いよいよ週末は「地方上級」の試験ですね。道内でいえば
1番人気の札幌市(大卒 一般行政)もここに含まれます。
ではこの5日間で何ができるのか。
無謀とはわかっていても「何か秘策が・・・」と思いたい
受験生の心理状態。痛いほど理解できます。
実はまだまだ「結構間に合う」ことってあるんですね。
では少し詳しくみていきましょう。
【すべての科目にいえること】
不安で押しつぶされそうな気持だと思いますが、まずは落ち着いてくださいね。
「あやふやな複数の知識よりも、確実な1つの知識」が皆さんを助けてくれます。
せっかくここまで来たのですから、あと5日ほど、頑張ってきた自分に期待してあげてください。
【憲法】
この中の「統治(※国会、内閣、裁判所のところ)」に絞って
自分のテキストを読み込みましょう。
地方上級の試験では結構「統治」の分野から出題されます。
例えば、予算の話のところの学説問題(予算国法形式説など)
は覚えていないと解けない問題です。
「人権」は覚えるべき判例の数が多いので、残り5日で潰し切るのは
現実的ではありません。したがって「統治」の部分に絞ってやり切りましょう。
【行政法】
思い切って、いわゆる「理論分野(行政行為 行政指導 行政立法など)」
の部分を読み込みましょう。
確かに、いわゆる「救済法(原告適格 処分性 国家賠償法)」は
頻出分野です。
しかし、先週まで国家一般職などの「実戦」を戦う中で、これらの知識は
意外と記憶に定着している状態にあるものです。
この状況で「あえて」理論分野の勉強をすることで、1点でも多く得点を
増やすことができます。
ただし、決して無理はせずに、一つひとつこなしていってください。
まず行政指導よし!次に行政行為よし!みたいなイメージですね。
ここから5日間はいわば我慢比べです。もう少しだけ辛抱です!