東京アカデミー広島校
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今回は、広島県・広島市教員採用試験で行われる『面接試験』についてお話しします。
『面接試験』と言っても、今夏実施される試験では、さまざまな『面接試験』が実施されます。
まずは、一次試験で実施される【臨時的任用等教職経験者を対象とした特別選考】での『集団面接』です。
・小グループと実施要項には記載されていますが、昨年は6人30分で実施されていました。
・〔共通質問〕が1,2問程度あり、その後〔個別質問〕があります。返答方法は番号順の時もあれば、挙手制の場合もあります。
・[評価項目]は、〈教育的愛情・使命感〉〈教科指導力・生徒指導力等〉〈コミュニケーション能力〉〈積極性・意欲〉〈協調性・協働性〉〈態度〉が挙げられています(※一部実施要項に主な評価項目と記載あり)。
1人の持ち時間は、5分!1つの質問の回答時間は、おおよそ1分程度です。ただし、他の受験者の回答時間が長くなるとその分、しわ寄せ(回答時間短縮)がまわってくることもあるようです。
あらゆる質問事項に簡潔に自分の意見を述べられるよう準備が必要です!
広島校では、この『集団面接』対策講座を開講します。すでにコースによっては締め切りさせていただいているものもございますが、まだ受け付けておりますので、受講希望の方はコチラからお申込みください。
次に二次試験で実施される全校種共通の『個人面接』『模擬授業面接』についてです。
まだ一次試験も行われていないのに、二次試験の話⁉と思われるかもしれませんが、一次試験の合格発表後からの対策では、たった2週間しかありません。
特に今回の二次試験は、一昨年前までは『個人面接A』と『個人面接B』(個人面接2回),『模擬授業』と実施されていた試験が、『個人面接』,『模擬授業面接(模擬授業+個人面接)』に変更されています。
・『模擬授業面接』の一連の流れは、教育委員会主催の説明会に参加された方はご存知だと思いますが、[指導案作成]→[模擬授業(場面指導)]→[個人面接]となります。
・各試験の[評価項目]ですが、(一昨年前の)『個人面接』では、1.倫理観・人間性,2.教育的愛情・使命感,3.専門性,4.柔軟性,5.コミュニケーション能力,6.積極性・意欲,7.協調性・協働性,8.態度,9.指導力(以前のA面接は全項目対象,B面接は3,4項目なし)でした。1~7に関しては、「令和4年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験実施要項」表紙の【広島県「求められる教職員像」】として記載されていますので確認しておきましょう。『模擬授業』では、教育的愛情・コミュニケーション能力(熱意/共感・受容/対話/音声と話し方/表情・動作),指導力(対応/目標/発問/用語/板書)となっていました。『個人面接』『模擬授業』ともに総合評定はA~Fで判定されるようです。
『模擬授業』だけの試験の際は、実践すれば終わりでしたが、模擬授業実践後に『個人面接』が行われることにより、『模擬授業』の実践内容や、その後の展開について、更には作成した「指導案」についても問われる可能性がでてきます。試験形態が変わることにより、対策の仕方も変わってきます。
広島校では、一次試験終了直後に『二次試験対策講座(講義編)』で、指導案の作成の仕方から、模擬授業(場面指導)、個人面接に至るまでを講義いたします。
受講希望の方はコチラから、〈教室生講義定員50名〉か〈オンライン講義〉を選択してお申し込みください。