東京アカデミー鹿児島校
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みなさん、こんにちは(^^♪
教員採用科の岩永です。
いよいよ、九州の1次試験まで残り1ヶ月程度となりました。
筆記試験に注力したい時期ではありますが、人物試験対策も怠っていると、1次試験の合格発表後に時間がなく焦ることになってしまいます。
最終合格するためには、筆記試験対策と並行して、人物試験対策を行うことが必須となります。
“人物試験(面接編)の勉強法”として、東京アカデミー講師にアドバイスをいただきましたので、参考になさって下さい。
面接試験対策法
面接試験では、受験出願時や人物試験前に提出が求められる書類(願書・履歴書・自己申告書)から質問される場合が多いです。
本試験では、主に次のような質問があります。
〇志望動機・理由
〇自らを成長させた経験・理由
〇ボランティア活動の内容
〇自分の性格や自己PR(座右の銘など)
〇学校で発生する課題(いじめ、保護者の様々な要望など)への対応
〇教育時事問題(含:鹿児島県の教育施策)
〇主体的・対話的で深い学びとは何か(授業に対する考え)
では、どのような対策が必要でしょうか。
提出書類の記述内容を基に要点を話したり、教育時事問題や授業デザインに対する意見を書き、話したりする事(インプット・アウトプット)を通して、識見を高めることが重要です。自治体によっては、模擬授業+個人面接がセットで実施されるところもありますので、授業理論に対する自らの考えを準備していくことも重要です。また、教職に適した人物として、表情・明るさ・語りの語尾・態度(協調性等)を意識できるよう、個別演習等で自己の課題を明確化し、改善することが重要です。
「学校で発生する課題(いじめ、不登校、保護者の様々な要望など)への対応」に関する質問としては、具体的には次のような質問があります。
・不登校の子どもへどのように対応するか
・「塾が忙しいから学校の宿題を減らしてほしい」という保護者への対応をどうするか。
重要なのは、自分の考え(意見)を確立しておくことです。
例えば、家庭学習の重要性では、宿題の量、質、発達段階、授業との関連性、全国学力・学習状況調査結果分析、家庭への対応など、様々な視点から意見を述べられるようにすることが必要です。自分で構想メモを書いたり、グループで内容について話したりすることを通して練習を積み上げていくと本試験に安心して臨めます。
また、インプットしたら、アウトプットすることも重要です。
自宅や大学等で、意見を書くことはできます。しかし、自分だけの、あるいは参考書だけの視野では、本試験での対応は難しいです。やはり、同じく試験に臨む者同士で「応答する練習」の中で、気づきを出し合ったり、課題を指摘し合ったりすることを通して、視野を広げることが大切です。つまり、即、他者へアウトプットすることで、意見の確立が図られます。様々な職種(小、中、特支、高教諭・養護教諭志望)の方の意見を聞くことも大いに役立ちます。
人物試験においては、芯の通った自分の考えをしっかりと持つ、そしてそれを言葉にして表現する力が求められます。その準備には、時間がかかります。ぜひ、東京アカデミー講師からのアドバイスを参考にし、筆記試験の対策と並行し人物試験対策にも取り組んでみてください。
東京アカデミー鹿児島校では、7月に「二次試験対策」を実施いたします。
※詳細は、コチラ(HP)をご覧ください。
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