東京アカデミー京都校
ブログ
みなさんこんにちは。
“BLOG de 国試対策”も今回で3回目となりました。
本日は、第110回看護師国家試験の必修問題目標Ⅳを振り返ってみましょう!
〔午前問題21〕 感染予防のための手指衛生で正しいのはどれか。
1 .石けんは十分に泡立てる。
2 .洗面器に溜めた水で洗う。
3 .水分を拭きとるタオルを共用にする。
4 .塗布したアルコール消毒液は紙で拭き取る。
正答は1。基礎看護学からの出題。新型コロナウイルス感染症によって様々な変更・取り組みがなされた2020年でしたが、国家試験の設問に直接的なものはありませんでした。ただ、必修問題では「感染予防」に関連したものが2 問出題され、その一つがコレ。
1 .◯ 石けんは泡立てることによって、皮膚の皺などの細部に石けんの洗浄成分がいきわたり、少ない摩擦で効率的に汚れを落とすことができます。また、皮膚に触れる石けんの濃度が低下し、肌への刺激が少な
くなるなどの効果があります。
2 .× 手洗いは原則、流水で行います。
3 .× 手洗い後の水分除去は、ペーパータオルなどを用います。タオルを用いる場合は、清潔なものを使用し、共用はしません。
4 .× アルコールは揮発する際に消毒効果が高まります。十分に揮発するまで両手を擦り合わせます。
感染症に関連した技術は今後も出題される可能性が高いと考えられます。知識が曖昧な箇所はないか出題基準の小項目でチェックをしておきましょう。
これまで必修問題についてお届けしてきました。いまから「必修問題」の対策を進めたい方は
次回は、6/25(金)となります。来週の“BLOG de 国試対策”は、第111回国家試験に向けたこれからの学習プランについてお届けします。チェックしてネ❕
それではまたお会いしましょう☺