東京アカデミー札幌校
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こんにちは。東京アカデミーの手島です。
前回のブログで「あと5日で何ができるのか」を書いたのですが
「もう少しないのか?」という声が多かったので、第2弾を書きたいと
思います。
今日のテーマは「選択肢は全体を眺めて、部分で切る」です。
※対象は日曜日(6/20)の札幌市を受験される方です。
意外と選択肢はもろいかも
参考までに2020年の地方上級(札幌市もここに入ります。問題自体は全国共通です)に
目を通すと、
問 「行政規則に関する次の記述のうち妥当なのはどれか」
選択肢1 行政規則は行政機関によって定立された法規たる性質を有するものであり、
国民に対して拘束力を有する
とあります。
ここで「うわー、やばい。行政規則って法規だっけ?なんか法規命令がどうしたとか
あったな・・・あー、わかんない。そして何か焦ってきたぞ・・・」となってパニック状態になると
負けコースです。
選択肢の後ろの部分を見てください。
「国民に対して拘束力を有する」 ← コレ
行政規則はあくまで内部向け。したがって国民(外部)を拘束しないんです。
この知識自体はみなさん誰しも勉強しているはずです。
そうすると、この選択肢は誤りとわかります。
試験の現場だと、真剣に選択肢に目を通すわけですが、読み始めの前半の部分
に気を取られがちです。
しかし、「全体を眺めて」みると、間違っている「部分」は意外と目立ちやすい位置にあります。
間違っている「部分」があれば、いくら美しい文章だろうと、その選択肢は誤りとして切れます。
高を括るわけではありませんが、試験は試験。そう思うと、少しは気が楽になるはずです。
いよいよ残り2日。
最後まで自分自身を信じてみてくださいね!