東京アカデミー町田教室
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みなさんこんにちは。
東京アカデミー町田校の片貝です。
昨日、一昨日につづき本日も「消化器」における直近の過去問(第109~110回看護師国家試験)について見ていきたいと思います。
消化器も国家試験対策において重要な分野になり、次のようなことの理解も勿論、大切になります。
<肝機能について理解しておきたい基本事項>
・肝臓はホルモンの合成は行っていませんが、不要ホルモンの代謝(分解)を行っていることを理解できていますか?必修問題で出題されていますね。
・胆道について、肝内胆管、肝外胆管、総肝管、胆嚢管、総胆管について説明できますか?このことの理解も重要ですね。
それでは、本日は第110回看護師国家試験(必修問題)で出題された該当問題を確認しましょう。
<第110回 午前№12>
胃から分泌される消化管ホルモンはどれか。
1 .ガストリン
2 .セクレチン
3 .胃抑制ペプチド
4 .コレシストキニン
1 は○ですね。ガストリンは胃から分泌されます。胃酸の分泌を促進する消化管ホルモンです。
2 は×です。セクレチンは十二指腸粘膜から分泌されます。胃酸の分泌を抑制し、HCO3-の多い膵液の分泌を促進する消化管ホルモンです。
3 は×です。胃抑制ペプチドは十二指腸粘膜から分泌されます。胃酸の分泌を抑制する消化管ホルモンです。
4は×です。コレシストキニン(パンクレオザイミン)は十二指腸粘膜から分泌されます。胃酸の分泌を抑制し、酵素の多い膵液の分泌を促進する消化管ホルモンです。また、胆囊を収縮させオッディ括約筋を弛緩させて胆汁を十二指腸に放出させるはたらきがあります。
よって、正答は1です。
この設問は必ずできないといけない基礎問題ですね。
みなさんはいかがでしたでしょうか?
第111回を受験される方は、夏前までにしっかりと人体・疾病の分野を理解しておきたいですね。
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