東京アカデミー大阪校
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こんにちは、大阪校国試対策担当です 🙂
厚生労働省の統計によれば、社会福祉士の資格保有者数は年間1万人以上とハイペースで増え続けており、直近ではおよそ25万7千人ほどにのぼっています。(社会福祉振興・試験センター 登録者の資格種類別推移)しかし、それでも決して社会福祉士が供給過剰となっているわけではありません。
社会福祉士は、高齢者介護、障がい者支援、生活保護、児童福祉など、分野を問わずありとあらゆる福祉サービスを手掛ける点に大きな特徴があります。なかでも最も需要が大きいのは、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、デイサービスセンターなどの高齢者施設です。
現状、高齢者施設で働く社会福祉士の割合は4割程度ですが、今後、日本が超高齢化社会を迎えるにあたり、その割合はより高まっていくものと想定されます。(社会福祉振興・試験センター 平成27年度就労状況調査結果より)
社会福祉士の国家資格は「名称独占資格」と呼ばれ、職業名を名乗って働くためには資格が必須であるものの、相談援助業務自体は資格がない人でも手掛けることができます。
前出の就労状況調査にもあるように、専門職として利用者や他の専門職から認められ、就職・転職に有利になるために資格取得をされた方たちは、実際に採用試験時に有利だったと感じられています。
まだ新しい国家資格ではありますが、これからさらに専門知識を持った人材が求められているため、その活躍の場が大いにあることは間違いありません。