東京アカデミー金沢校
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こんにちは、東京アカデミー金沢校の加藤です。
金沢市では、六十四歳未満の基礎疾患のある人を対象に、新型コロナウイルスワクチン接種の申請受け付けが先週から始まりました。
健常者も含め、希望者がすみやかにワクチン接種できる日を待ち望んでいます。
昨今の状況により病院での実習が制限され、その代わりに学校で学んでいる、どうしても座学の割合が多くなってしまう…、というお話を看護学校の先生からよく伺います。
校内の実習でも決して手を抜かず、基本をしっかり押さえながら、一つ一つが国家試験に結びつくんだ!と思って集中して取り組みましょう。
実習に行く機会が減らされたという状況が目の前にある以上、真っ向からその現実を受け入れるしかありません。💦
その代わりに出来ることといえば、結局のところ、勉強をすること、看護の知識を増やすこと、それに尽きるのではないかと思います。知識の裏付けがあれば少なからず自信を持てるようになるはずです。
前回の第110回看護師国家試験では、やはり新型コロナに関係する内容が多く、感染症法・免疫反応・空気感染予防・小学生の手洗い・消毒薬の計算・WHO(世界保健機構)などの問題が出題されました。医学・保健・福祉などに関するニュースを意識的にチェックして、その都度学習に取り入れてくださいね。もちろん今後のブログでも取り上げてまいります。
現場での実習経験が少なく不安を感じている方もいらっしゃると思いますが、「例年より時間をかけ、手厚く新人を育てる準備をしている」という病院側の姿勢もニュースでは流れています。
国家試験に見事合格された後は、この時期に看護師になるからこそ、感染対策などをきちんと学んできたことを自信に変えて、現場で活躍してほしいと思います。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」ということわざがあります。
実際に、蓮は泥水が濃ければ濃いほど、美しく大きな花を咲かせるそうです。
皆さん、この厳しい試練の中で、一歩ずつ着実に成長していきましょう。東京アカデミーはいつでも皆さまを応援しております。
そして、看護の現場に立ったとき、患者さんたちの前で見事な花を咲かせてくださいね!