東京アカデミー秋田校
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第111回看護師国家試験を受験予定の皆さん。そして、第112回以降の受験を控えている低学年の皆さん。
看護師国家試験は、「ほとんどの人が合格できる」と勘違いしていませんか?
合格率90%・・・まさか自分が不合格の10%にならないだろうと油断していませんか?
第110回 受験者数66,124人・・・不合格者数6,355人
第109回 受験者数65,568人・・・不合格者数7,055人
第118回 受験者数63,603人・・・不合格者数6,836人
第107回 受験者数64,488人・・・不合格者数5,806人
第106回 受験者数62,534人・・・不合格者数6,852人
1年で約6,000~7,000人が不合格。
現役生の受験生ばかりではないですが、学生数60人の看護学校とすれば100校が全員不合格になっている数です。
5年間の合計では、32,904人もの方が不合格になっているのが現実です。
では、
「不合格になった方」には、どんな勘違いや特徴があるか。ダメな5パターン。
1)勉強を始めるのが遅い。中には「12月まで勉強していなかった」というアンケート回答もあります。
2)必修問題対策ばかりやったのに必修で落ちてしまった。
3)暗記をがんばったけど、点数が伸びなかった。
4)分からない問題に時間がかかって勉強が進まなかった。
5)模擬試験の振り返り、復習をまったくしなかった。
2)の必修がんばったのに必修で落ちた・・・意味は分かりますか?
必修は合格基準80%の正答率・・・当然、真っ先にがんばりますね。
多くの人が、過去の必修問題を一所懸命に解いて、覚えようとします。
しかし、必修の勉強は、過去の必修問題だけでOKでしょうか?・・・答えは「No」ですね。
例)第109回の必修問題50問では、過去10年間(第99~108回)の必修問題と
「ほぼ同じ問題」が10問、「関連した問題」が16問しか出ていません。
つまり、必修の勉強だからと必修の過去問だけをやっても50問中26問しか
当てはまらないという、勘違いです。
もし、必修の勉強でも、出題基準を比べて「一般問題、状況設定問題」の
過去問題もきちんと勉強していたら、
第109回の必修問題50問のうち、過去10年間(99~108回)の一般・状況設定問題から
「ほぼ同じ問題」が4問、「関連した問題」が17問、合計21問出ています。
★「必修過去問」からの26問と「一般・状況過去問」からの21問の合計47問が
正解できた計算になります。
★必修の勉強ばかりやっても必修で落ちる理由が分かりましたか。
もちろん、東京アカデミーの受講生指導では、過去10年間の問題を完璧にやりましょうという
不可能に近い指導はしません。
東京アカデミーにはオリジナルの過去問題集「出た問70%(高正答率問題集)」があります。
全受験生の70%以上が正解した問題だけを掲載・・・ここだけしっかり勉強すれば、
10年分も過去問をやらなくても、合格ラインに到達できることが分析で分かっています。
受験生の皆さん、
「必修対策ばかりやれば必修ができるようになる」と勘違いしないように、
出題基準と出題傾向、そして、過去問題との関連を意識して勉強しましょう。
2)以外の不合格者の勘違い、特徴は、改めてブログでご説明します。
⇒4)の特徴についての説明記事は、ここから確認できます。
😢😢😢やってはいけない出願の失敗!「出願不備で受験できない」なんてことにならないための注意点・・・ここから閲覧できます。
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