東京アカデミー名古屋校
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こんにちは。東京アカデミー 河田です。🍏🦍📯🎨🐯🐪🎲🎿😘🏂🍩🌛🍄🐨🍚
ディズニー好きの友人にドナルドのモノマネを披露したら「似てる!」とキャッキャ喜んでいたのですが、
ミッキーのモノマネをしたら「二度とやらないで」と本気で怒られました。
さて、今回はGIGAスクールについてです。タイトル通り3分で読めるはずなので、カップ麵でも作りながら読んでみて下さい。
教員採用試験を受験される方なら大半はご存知かと思いますが、今一度おさらいを。
GIGAスクール構想とは教師が伴走者となり、一人ひとりの児童・生徒が、主体的・対話的に個別最適な学びを実現するために、
1人1台端末と通信環境を付与することで、子供が「個別最適化され、創造性を育む教育」を実現させる施策のことです。
大半の学校には既にタブレット端末、校内ネットワークの普及も済んでおり、「情報」についての学習指導が進めてられています。
本来なら2024年3月を達成目標にしていたものですが、新型コロナの関係から2021年4月から実施となりました。
授業の幅が広がる、教師側の負担が減るなど様々な効果が期待されるGIGAスクールですが、何の問題もないかと言われるとそんなことは全くなく・・・
●通信環境に関する問題
●情報リテラシーに関する問題
●SNSを通じた生徒間での問題
この問題とどう向き合っていくか、先生となった後どう対応していくか、具体的な解決案が出せるかどうか。試験官はここが見たいわけです。
面接試験・論作文試験での出題される可能性は高いです。
過去の記事☞【教員採用試験 GIGAスクール構想、ICTは試験に出るの?可能性は高いです!】でも触れていますが、
今年度の試験で既に、兵庫県(中学技術)や相模原市では模擬授業にタブレット端末を用いて行うことや、鳥取県(小学校及び特別支援)では専門試験でタブレット端末とアプリケーションの基本操作についての実技試験が行われる、と公表されています。
昨年度出題された全国の個人面接の質問例を一部抜粋します。
同様の問題が出題される可能性もありますので、要チェックです。
・GIGAスクール構想では学習ツールと校務のクラウド化を進めているが、クラウドを活用するメリットは何か。 ・保護者から「ICTはいらないから漢字の書き取りを伸ばして欲しい」と言われたらどうするか。 ・端末の持ち帰りを安全・安心に行うために環境面でどのような注意を払うか。 |
東海地区では今のところタブレット端末を用いた試験の事前告知などはありませんが、個人面接ではGIGAスクール実現に関して個別具体的な内容、場面指導では生徒1人1台を前提とした具体的な問題解決への指導などが出題されることが予想されます。
自治体によってタブレット端末の運用方法や、対応については異なるため、受験予定の自治体のGIGAスクール状況の知識は必須です。
都道府県の場合、最も普及が早い・特徴的な運営を行っている市町村と、最も普及が遅れている市町村くらいは理解したいですね。
こちらの記事では、GIGAスクールの具体的な活用方法など詳しく記載されています。
実際授業でのタブレット端末の運用方法を知るのに最適です。
☞【StuDX Style~GIGAスクール構想を浸透させ学びを豊かに変革していくカタチ~】
ICTを本格的に取り入れるために必要となる情報モラル教育ですが、最近ではデジタルシティズンシップ教育というものに変わりつつあります。
デジタルシティズンシップとは「情報技術の利用における適切で責任ある行動規範」の事を指します。
情報モラル教育は「不適切な投稿事例を紹介し、その危険性を教えるもの」に対して、
デジタルシティズンシップ教育は「インターネット社会で生活し、学習し働くことの権利・責任・機会を理解した上で、安全で合法的で倫理的な方法で行動出来るようにする」という違いがあります。
情報モラルは○○は危険だからやっちゃダメ!と抑圧的なのに対して、デジタルシティズンシップは○○はなぜ危険なのかを自分で考えさせて自分の意見を持たせる教育といった形ですね。
大人達が中心となりダメ!と批判するのではなく、何故ダメなのか子供たちを中心として考えさせる方針に時代は変わりつつあります。
★個人面接では、GIGAスクール実現に関して個別具体的な内容、場面指導では生徒1人1台を前提とした具体的な問題解決への指導などが出題されるかも
★受験予定のGIGAスクールの状況(タブレット端末を用いた授業方法など)をチェック
★大人中心の情報モラル教育から、子供中心のデジタルシティズンシップ教育
そろそろ総仕上げの時期です。まもなく開講予定の予想問題演習ゼミは、今年度の試験問題を予想した演習を行ないます。
愛知県・名古屋市の教職教養・一般教養に対応しています。
※講義形式は対面講義・オンライン講義選択出来ましたが、6/27現在では対面講義形式のみ受け付けております。
●日程:7/4(日)
●受講料:13,000円
●時間:9:00~14:30(愛知県)、11:30~17:00(名古屋市)
お申し込みは☞【県別!直前短期ゼミ】
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