東京アカデミー札幌校
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こんにちは。札幌校担当高橋です。
先週のブログでご案内いたしましたが、本日から9月1日(水)までの毎週水曜日に「科目別攻略シリーズ」と称して管理栄養士国家試験の科目別出題ポイントと対策を掲載いたします。
栄えある第1回目は「社会・環境と健康」です。
出題数…16問/200問
※第35回平均点(得点率)…11.5点(71.8%)
※上記、第35回平均点は、弊社実施の「第35回管理栄養士国家試験本試験採点会」参加者3,487名の集計データによるものです。実際の国家試験の平均点ではございませんのでご注意ください。。
~傾向と対策~
社会や環境の変化がどのように人々の健康に影響を与え、また、対策されているのかが問われる科目です。社会の動きや法・制度改正が出題内容に大きく影響しますので、最新の情報を元に学習していく必要があります。第35 回では、社会情勢を踏まえた問題として、検疫感染症や児童虐待に関する出題がありました。出題範囲が広くやっかいな分野ではありますが、
・合計特殊出生率や年齢調整死亡率などの保健統計指標
・医療保険制度・介護保険制度、保健所と市町村保健センターの役割
といった分野は、ほぼ毎年出題されるため重点的に学習することで、得点が見込めます。
併せて、日頃から世の中の動きに関心を持ち、最新の時事を見ていくことも大切となりますので、ニュースや新聞のチェックもオススメです。
ADVICE 頻出分野は過去問題を複数年分こなすことにより見えてくるはずです。過去問題に取り組む時は、何が出たかだけではなく、それがどのように問われいてるのかをチェックすることが重要です。以降、学習する際には「本試験ではどのように出題されるだろうか?」と考えながら取り組むことにより、知識の定着はもちろん得点力の向上にも繋がります。
次回(7/7)は「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」です!