【教員採用】ここに注目‼『教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインハンドブック（令和3年5月　文部科学省）』

こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。

平成 29 年 10 月に文部科学省によって、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が策定されましたが、その後のクラウド活用など技術的進展により令和3年5月に第2回改訂が行われ、内容が見直されることとなりました。それに伴い作成されたものが『教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインハンドブック（令和3年5月　文部科学省）』です。

GIGAスクール構想により整備された1人1台端末環境を安全かつ効果的に活用し、情報活用能力を育成するためには、教職員と児童生徒が安心･安全な利活用について情報を共有し、正しい知識を得ることが重要です。そして何より、使ってみようとする積極性や意欲が大切になってきます。教育情報セキュリティーについて確かな知識を持つことで、先生方はより一層、ICTを利活用し、これまで以上の教育成果に繋げることができます。その一歩が示された『教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインハンドブック（令和3年5月　文部科学省）』をしっかり読んでおきましょう。

特に重要だと思われるのは、

【第5章　GIGAスクール構想における児童生徒１人１台端末・クラウド利活用時の情報セキュリティ対策】

• ５−１ 前提
• ５−２ 組織的・人的対策《(1)教職員が児童生徒と共有すべき行動規程　(2)クラウドサービスの利用　(3)運用・連絡体制の整備》
• ５−３ 物理的対策《(1)通信回線及び通信回線装置の管理》
• ５−４ 技術的対策《(1)児童生徒ID・PW　（2)端末のセキュリティ(管理設定)　(３)学校外での利用（持ち帰り）を前提とした際の技術的ポイント　(４)その他、関連して必要になる対応 　（５）システム運用管理》

です。また、その間に掲載されている「コラム」についても、心構えや一教師としてあるべき姿にふれられており、価値ある内容となっています。そちらもあわせてしっかりと資料に目を通して、ICTを最大限利活用できるよう正しいセキュリティポリシーを身に付けていきましょう。

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