東京アカデミー金沢校
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こんにちは、東京アカデミー金沢校の加藤です。
登山が趣味の私ですが、海も大好きです。先日、海沿いにそそり立つ岩山を見つけ、軽く登ってみると、海に面した小部屋のような空間にたどり着きました。
能登半島の澄んだ海をどうぞ。
さて、本題です。
以前このブログでも取り上げましたが(※コチラをご覧ください)、第110回看護師国家試験において、受験者数が6万6,124人、合格者数が5万9,769人で、合格率は90.4%でした。
90%も合格するなら、自分はまあ大丈夫だろうな(「正常性バイアス」という脳の防御作用ですね)と思われている方もいらっしゃると思います。
それにちなんで、先日とても興味深い記事を読みました。
こちらは「医師国家試験」のお話なので、皆さまの受験される「看護師国家試験」とお間違えなく…。
今年の第115回医師国家試験では、受験者数が9,910人、合格者数が9,058人で、合格率は91.4%でした。第110回看護師国家試験より、やや高めです。
その第115回国試において、東京大学(全国の医学部で偏差値トップ✨)の受験生のうち、新卒の5人、既卒の6人が不合格になったそうです。東大卒業生の合格率は91.1%という結果で、全国平均をわずかに下回っています。
その理由として、記事の中で東大卒の医師が次のように説明しています。
「大学も学生も国試対策に力を入れていないからです。私が国試を受験したのは1993年ですが、『約9割が合格する試験の勉強を早くから始めるのは恥ずかしい』という風潮があり、みんな6年生になってから勉強を始めていました。なかには、最難関の医学部に合格しているので、国試をナメてしまう学生もいました。その傾向は今も続いているようです。不合格になった学生は、1年間本気で勉強して、ほとんどが翌年に合格しています」
いかがだったでしょうか?
最後の一文は、さすがに東大生と思わせてくれますね。全国の既卒の合格率(医師国家試験)は54.5%と、看護師国家試験と同じく格段に低くなりますので、中には何十年も受け続けて不合格という方もいらっしゃるそうです。
とらえ方次第で、勉強に対する集中力も変わってくるはずです。
夏休みの過ごし方や勉強方法など、東京アカデミーではいつでもご相談をお受けしています。
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